テンポのいいしゃべくり漫才で人気を博した漫才トリオ「レツゴー三匹」のメンバー、レツゴー正児さんが先月、肺炎のため亡くなりました。80歳でした。 レツゴー正児さん、本名、直井正三さんは、昭和15年、香川県で生まれ、6年前に亡くなったレツゴーじゅんさん、2年前に亡くなったレツゴー長作さんとともに漫才トリオ「レツゴー三匹」を結成しました。 舞台では「じゅんでーす」「長作でーす」という2人に続いて、レツゴー正児さんが「三波春夫でございます」とボケる定番のあいさつや、テンポのいいしゃべくり漫才が人気を博し、昭和45年に「第1回NHK上方漫才コンテスト」で優秀敢闘賞を受賞したほか、昭和48年には「上方漫才大賞」を受賞し、漫才トリオとして一時代を築きました。 その後、レツゴー正児さんは漫談でも舞台に立っていましたが、6年前を最後に療養をしていたということで、所属事務所によりますと、先月29日、肺炎のため
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