yotaro 00:00 コメントする カテゴリー:賢く使う - Protel の運用法 PCB設計は回路設計とは異なり、実装設計ですので設計結果から直接製造データを出力します。いわゆるCAM出力と呼ばれる工程があり、設計が終わったあとアートワークフィルムを作成するためのガーバデータと、穴あけのためのNCデータの出力を行います。 この、PCBのフィルム作成工程は印刷物の場合と良く似ていますが、データの受け渡しに使用されるガーバデータはPCB独自のものです。また、ガーバフォーマットにはある程度の自由度が許されていますので、設定によっては正しいアートワークイメージが再現出来ない場合があります。このため製造側との正しいデータの受け渡しのためには、多少の予備知識が必要になります。 そこで、このガーバについて簡単にご紹介しておきたいと思います。これも前回に続き、DesignWave誌に寄稿したものの