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2019年8月3日のブックマーク (2件)

  • 津原泰水『ヒッキーヒッキーシェイク』が面白い。早川書房の編集者に取材 | CINRA

    「このが売れなかったら、私は編集者を辞めます。」 そんな思い切ったコピーが帯に付された文庫が6月に店頭に並んでから、約2か月が経った。ハヤカワ文庫から刊行された津原泰水の長編小説『ヒッキーヒッキーシェイク』がその一冊だ。帯文を綴ったのは、早川書房の編集者・塩澤快浩。『S-Fマガジン』の編集長であり、伊藤計劃、円城塔、飛浩隆らの著書を世に送り出してきた。日SF界に多大な功績を残してきた名編集者に、そこまで言わせる作品とはいったいどんなものなのか。気にならないわけがない。塩澤氏にメール取材を行なった。 津原泰水『ヒッキーヒッキーシェイク』ハヤカワ文庫版帯 「あるがきっかけで早川書房に入社した人間がいるなら、逆に辞める人間がいてもいいだろうと」 もともと『ヒッキーヒッキーシェイク』は2016年に幻冬舎から単行が刊行されていたもの。文庫化の話も具体的なところまで進んでいたそうだが、すんで

    津原泰水『ヒッキーヒッキーシェイク』が面白い。早川書房の編集者に取材 | CINRA
    echo79
    echo79 2019/08/03
  • 内定デースケドガー

    youkoseki.com 内定デースケドガー 「そういうわけで、今年の営業部の新卒採用ですが……」会議室にスーツ姿の男たちが集まり、人事部長が前口上をはじめる。 「先日見た、田町くんがいいんじゃないか。学歴も申し分ないし、とても誠実で、優秀そうだったよ」営業部長は言う。彼にとって、安い給料でよく働く優秀な若手は、営業成績の必達には不可欠な存在だった。 「それが……弊社で契約しております採用AIシステムによれば、彼が内定辞退する確率は67.3%と、とても高いようで……」人事部長が答える。 「なんと、どうしてそんなことが分かったのかね」 「他社での選考状況をデータプラットフォームから入手しています。これによると、田町くんはコンサル、金融など名だたる人気企業で最終面接を控えており、この一社でも内定が出ると、残念ながらうちが辞退されることは間違いありません」 「そうか、困ったな」営業部長は考え込

    内定デースケドガー