ストーリー by hylom 2018年10月30日 15時16分 実験だから仕方がないのか、それとも 部門より 震災後に福島県沖に設置された浮体式洋上風力発電施設の一部が、「採算が見込めない」との理由で撤去される方針とのこと(事業総括委員会による報告書、東京新聞)。 この発電施設は洋上変電所「ふくしま絆」と出力2MWの「ふくしま未来」(日立製)、7MWの「ふくしま新風」(三菱重工製)、5MWの「ふくしま浜風」(日立製)で構成されている。撤去される方向となっているのはそのうち最大となる直径167mの風車を備える「ふくしま新風」。 「ふくしま新風」は実証機として建造され2015年2月から運転が開始されたもので、「世界初のデジタル可変容量制御による油圧式ドライブトレイン」を搭載するなど実験的な構成になっているが、重要部品の磨耗が激しいといった問題が見つかり、またバルブや油圧ホースなどでの不具合