5日未明、北海道の東部を中心とした各地で、流れ星の中でも特に明るく輝く「火球」とみられる現象が観測されました。 5日深夜1時すぎ、NHK帯広放送局に設置しているカメラには東の方角の空にオレンジや赤に色を変えながら尾を引いて落下していく光が捉えられていました。 また広尾町や厚岸町、網走市、それに室蘭市などに設置したカメラにも写っていて、北海道東部を中心に、広い範囲で確認できました。 この光について陸別町にある銀河の森天文台の中島克仁さんは、「火球が2回ほど爆発しながら落下したとみられる」と分析しています。 中島さんによりますと、道内での火球の観測は珍しいことではないものの、今回のように特に明るく光るものはあまり見られないということです。