LVSを使った本格的なクラスタサーバの利用 今回紹介したリバースプロキシでは、複数台のWebサーバを用意することである程度耐障害性を高めます。ただし、リバースプロキシ自体は1台であるため、リバースプロキシが停止してしまうとHTTPサービスがすべて停止してしまいます。つまり、何台Webサーバを用意したとしても、依然としてシングルポイントフェイルが存在するのです。 フロントエンドのロードバランサも冗長化すれば、シングルポイントフェイルを解消できます。そのためには、単に冗長化するだけでなく、冗長化したサーバ同士が互いに死活監視を行うなどの連携が必要になります。 クラスタの詳細については、「Linuxクラスタリングへの招待」を参照してください。 Linux Virtual Server LVS(Linux Virtual Server)は、TCP/UDPの情報を基にしたレイヤ4スイッチと呼ばれるル