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12月17日:成熟T細胞の寿命(12月9日号Science Translational Medicine掲載論文) | AASJホームページ
AASJホームページ > 新着情報 > 論文ウォッチ > 12月17日:成熟T細胞の寿命(12月9日号Science Tr... AASJホームページ > 新着情報 > 論文ウォッチ > 12月17日:成熟T細胞の寿命(12月9日号Science Translational Medicine掲載論文) このホームページでも紹介したが、白血病に対するCART(キメラ抗原受容体T細胞)治療の効果は劇的だ。手の施しようのなかった患者さんの白血病が、1−2回のCART治療で消失する。こういう話はよくあるので、それだけでは驚かないが、白血病細胞だけでなく、同じ抗原を発現している正常B細胞まで綺麗に消えてしまうという結果を見ると、CARTの威力を思い知る。もちろんこれを裏返せば、CARTが体内で正常B細胞を殺し続けるという副作用を持つことを意味する。もしできるなら、必要なくなったときCARTの方を殺せないかと思うのは当然で、現在様々な試みがすでに進んでいる。また、CART治療では成熟T細胞が移植されるが、その細胞の体内での寿命は
2015/12/21 リンク