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ブラックフライデー
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休みの日…というかお祭りに行った次の日、りささんとお互いの親への夏ギフトを買いに行く事にした。 2人共実家は近いので顔を出すのも兼ねて手渡し…という手もあったのだが、ここは基本?に忠実に…と思ったのである。 ギフトショップに着いてからとりあえず店内を一回り…いろいろなギフトがあるので目移りしてしまうが、どんな物が良いのかりささんと話し合った。 ここはお互いの実家に送るギフトは平等…というか、後からあーだのこーだの言い合いになるのを避ける為に同じ物を買う事にしたのである。 僕とりささんの歳が近い…というのもあって、お互いの両親の歳は同じくらいで、その年代の方が好きそうな物を選ぶ事にしたのだ。 まぁ、好きそうな物…とは言ったが、要は若者が好きそうなギフトは避ける…と言った方が正しい…が、そもそもギフトの内容で年配の方向け、若者向け…なんて分かれてはいないと思うのだが…。 例えばハーブティーのセ
りささんといろいろな出店を楽しみながらお祭りの雰囲気を味わい、人の多さに耐えられるか心配だったものの、慣れたらそこまで気にはならなかった。 持参して来たコールドスプレーを時折使用しながら、熱気の中をそれほど苦にはならず満喫していたのである。 地元のお祭り…というのもあって、一通り回る頃には何人かの知り合いに出会い、ちょっと立ち話しをたり、久しぶりに会った人も居たりした。 僕の知り合いだけではなくりささんの知り合いとも出会ったり、僕達がよく遊んでいるりささんの友達カップルとも出会ってそこから合流…お祭りに行く…という話しは聞いてはいたが、この人混みの中からバッタリ出会う…というのはなかなか難しいにも関わらず出会えたのだ。 合流してからは、ちょっと夜までゆっくり出来る場所を探そう…という話しになり、丁度過ごしやすそうな場所を見つけてからゆっくりする事になった。 僕以外はビールを片手に…この暑い
お祭り会場へ行くと、いろいろな出店が…毎年そこまで出店の内容が変わる訳でもなく、見慣れた光景…というか、まぁ、何処のお祭りでも似たようなものだろう。 出店で買う…となると、やはり心配なのが衛生面な訳だが、お祭りで食中毒になった…という話しをあまり聞いた事もないのでおそらく大丈夫と思われる。 というか、最初から出店でいろいろな物を買って食べる為にお昼ご飯は抜いていた訳で、食べる気満々でお祭りに来ていた。 同じようにりささんもお昼は食べておらず、最初に何を食べようか悩みながら物色…僕はお祭りに来たらイカ焼きは欠かせないと思っており、この時も絶対に食べようと思っていたのだが、それは後からの楽しみに取っておこう…と思い、とりあえずたこ焼きを買ったのである。 他にもフランクフルトや大判焼きを買って、その後は食べる場所…それも出来れば日陰になっている所が望ましく、しかしながらベストな場所は既に埋まって
梅雨が明けて暑さも本格的に…天気予報では雨の予報はなくなり、暑い毎日が始まった。 僕は夏よりは冬の方がマシだと思っており、冬は着込めば何とかなるが、夏は脱いだら…という訳にはいかない。 今年の夏は例年よりも暑くなりそうで、夏ならではの遊びもあったりして楽しい事も沢山ありそうなのだが、出来れば外での遊びは控えめにはしたいと思っている。 まぁ、海に行ったりはしようとは思ってはいるが、泳げない僕は水に浸かる程度となるだろう。 ずっと春か秋なら良いのにな…と思ったりする事もあるが、そうなれば作物の収穫にも影響は出るだろうし、四季があるからこそ今の日本がある…と考えるとワガママも言ってられない…というか、言った所で結局どうなるものではないのだが…。 暑いのは苦手だし暑さには強くもないのだが、夏は暑いばかりではなく、お祭りや花火大会…といったイベントもあるので、そういった面では楽しい事もある。 あとは
待ちに待った…というのは大袈裟だが、この日は前に購入したテーブルセットが届く日だった。 遊びに行きたくなった時の事を考えて午前中配送希望にしており、朝は比較的早く起きてからその時をのんびりと待っていたのである。 荷物の運び込みに邪魔にならないようにスペースはあけているし、この暑い日にわざわざ持って来てくれる感謝の意を込めて…というのは言い過ぎだが、飲み物も用意しておいた。 10時くらいに業者さんがやって来て、この時にうちの猫は人見知りで恐れてしまうので予め部屋に隔離…多分怖い思いをさせてしまっているとは思うが、外に出す訳にもいかないので我慢してもらったのである。 作業は置くだけなのでさほど時間はかからずに終了…業者さんが帰った後にりささんと新しいイスに座ってみた。 座り心地…はまぁ、普通のイスなので以前のとそこまで変わりはないが、やはり新しいイス…というのがテンションを上げるのである。 し
結論から言うと、高級焼肉店での食事はかなり満足出来た。 今まで味わった事がないようなお肉…と言えば少し大袈裟だが、そう思えるような質の良いお肉と、お店の雰囲気も良い感じで、それが一層美味しく感じさせたのもある。 まぁ、精肉店で同じ値段を出せばもっと良いお肉が手に入る可能性はあり、それでも良い物を食べる事は出来るが、網で焼く…となると、家の中では難しいし、結局はお店で食べた方が…となってしまう。 世の中にはまだ食べた事のないとても美味しい物もあるだろうが、この先それを食べる機会が来るのかは分からない…が、いつかあるかも…と考えると楽しみな気持ちにはなる。 自分のお金で…というのは難しくても、万が一ひょっとしたら、会社での食事会にそういう特別なお店に…というのはまずないとは思うが、会社が儲かりすぎた…なんて事になればないとも言えない。 話しを戻すが、お会計は2人で4万円くらいとなり、ただのサラ
ついにボーナスが支給され、懐が…というか、口座が若干満たされる事になった。 まぁ、先にテーブルセットを購入しているので実際はそれはマイナス…となるのだが、それでも収支的にはプラスになるので問題はない。 ボーナス…と言っても、厳密には年俸制に近いものがあり、給料を除いたものが支給される…という形なので、年の始まりに年俸が変わっていない限りは金額が上下する事はないのだが、上がる事はあっても下がる事はないのでちょっとした安心感はある。 支給前に金額が分かっているので、計画は立てやすいし、下がる事がない…という事は、それをアテにして大きい買い物をしても後から計算が狂ってしまう…なんて事もないのだ。 りささんは先月に支給されているので今回は僕だけ…なのだが、聞いたところによると、結構な金額を貰っていた。 これは僕が勝手に想像していただけの話しになるが、保育士…という職業は、基本的に給料やボーナスは一
平日の夜に、りささんが友達と食事に行ったので、自分の食事をどうしようか考えていた。 前に同じような事があった時には、外食に行ったりしていたのだが、たまには1人分の食事でも作ってみよう…と思ったのである。 僕がいつもお世話になっている料理のレシピブログ…これに載っている通りに作るだけでプロの味…というか、載っている料理と同じ味の物が出来るので重宝しているのだ。 まぁ、野菜を切ったりするスキルの違いなどから多少なりとも味の変化?はあるとは思うのだが、事細かに書かれているおかげで、満足の出来る料理が完成する。 材料は全て家にあった物で間に合ったので、外食に行くよりは安上がりだったし、外食に行ってもラーメンかうどんくらいなので、1人だしそれならば家で食べた方が…と思ったのだ。 既に支払い済みなのであまり関係はないが、次の休みにはテーブルセットが届く予定になっているし、支出は抑えておく…というのも大
話す事がなくなった…という訳でもないが、そろそろ家に帰ろう…という話しになり、帰る途中にケーキ屋さんでお土産を買う事にした。 僕はチョコのケーキを…りささんは新発売のケーキを選んだのだが、基本的にりささんは新しい物を好む傾向がある。 服にしてもシーズン毎の新作には敏感な感じだし、ケーキ以外にも飲食店では新メニューを注文したりもしているのだ。 その点が僕とりささんでは違って…いや、もちろん服とかであれば新作を狙って買ったりもするし、毎年新しいデザインの服が出るのでそれを買ったりはする。 ただ、飲食に関して言うなら、好き嫌い…と似たようなものなのかもしれないが、基本的には新しい物ではなく自分が好きな物を好む。 もしかしたら失敗した時のショックを避ける為に無意識に…いや、無意識ではないのだが、飲食をする時には満足したい…という気持ちが大きいからなのだろう。 ケーキを買ったついでに、クッキーも一緒
飲食をしながら…ではあるが、りささんと話し込んでいる内に、気が付けばこの場に着いてから3時間も経過していた。 話しが盛り上がった…というのもあるが、りささんは元々よくしゃべる方だし、それに加えて聞き上手…というのもあって、ついつい話し込んでしまったりするのである。 雨…というのもあり、3時間居ても誰も来る事はなく、2人だけの時間を満喫する事が出来た。 梅雨が終われば夏が来て、夏…と言えば花火大会の季節だが、もちろんりささんと行く計画は立てている。 僕の住んでいる地域からでも、田舎とはいえいくつか花火大会は開催され、人は集まるものの、何十万人も来たりするような事はないし、比較的マシな方なのだ。 なので、場所取り…というか、田舎で広々とした所で花火が打ち上がるので、ある意味では何処からでも見る事が出来る…という状況である。 まぁ、屋台で何か買おうとすれば、そこは混雑しているのでお祭りの雰囲気を
りささんとランチセットをシェア…そこまではいつもの事なので何も変わらなかったのだが、その時にりささんが 「あーん」 と食べさせて来たのである。 たまにこういう事があるのだが、いまだにそれに慣れる事はなく、少し恥ずかしい気持ちになるのだ。 僕はりささんに食べさせる…なんて事は出来ないし…いや、家であれば出来なくはないのだが、やはりお店とか人前では難しい。 まぁ、いちいち見て来る人なんていないとは思うが、僕もまだ20代であればもしかしたらやっていた…という可能性はある。 …とはいえ、りささんが食べさせて来るのを断る…なんて空気を読めない事はしないし、その場では食べさせてもらう。 ランチを終えた後は、まだ雨も止みそうにもなかったし、家に帰ってゆっくりする事にした。 家に帰ってからはりささんとスマホゲームをしながらのんびりと過ごしたり、猫と遊んだりして、平和な時間を過ごしたのである。 次の日も天気
ちょっとランチにしては高いな…とは思っていたが、高い…という事はそれだけ手間がかかったり良い素材を使っていると思われるので期待は持てる。 もちろん絶対にそう…という訳ではないと思うが、これまでの経験上ではそうだった事が多い。 まぁ、飲み物、メイン、サラダ、スープ、スイーツがセットになっている…となると、2000円…というのは普通?で、今まで1000円前後でランチを食べれていたのは安い方だったのだろう。 りささんとは違うセットを注文し、お互いにシェアしようと思っていた…というか、りささんがシェアするのが好きなので、基本的には外食は違うメニューを注文する事が多いのである。 カフェなので飲み物の種類は豊富に揃っているが、僕は基本的にコーヒーかカフェラテを頼む事が多い。 飲んだ事がない飲み物も気にはなるのだが、挑戦しようとすると、いつも躊躇って結局やめてしまうパターンとなるのだ。 この日も飲み物は
目的のお店へ到着…車で30分くらいだったので、そこまで遠くはないのだが、日頃あまり行くような所ではなかったので少し新鮮な感じだった。 地元近辺…と言っても、まだまだ知らない場所やお店は沢山あり、遠出をするのも良いが、近場でも行った事がない所へ行く…というのも良いものである。 お店…という雰囲気ではなく、自宅を改装したような作りのお店になっており、普通に通っただけでは見逃してしまうのではないか…と思えるような外観だが、案外こういうお店は当たりだったりするので、期待を膨らませて入店した。 本来の目的はスイーツだったが、ランチセットに入っているし、ランチもしたかったのでセットを注文…しようと思ったが、一般的なランチのお値段とは言えなかったのである。 いや、一般的なお値段…と決めつけるのも個人差があるので何とも言えないのだが、僕は大体1000円くらいを目処に考えている…が、普通に2000円とかだっ
梅雨に入り雨が多くなって来ており、天気予報を見ても雨か曇り…といった日が多い。 外で遊ぶ事は難しく…というか、暑くなって来ているし、外で遊ぶ…という選択肢はあまりないのだが、雨だと余計になくなるのだ。 ただ、居酒屋や家での飲み会であれば梅雨であっても全く関係ないし、週末にはいつものメンバー…りささんの友達カップルと飲み会をする事にしたのである。 まぁ、これは梅雨だから…というのとは全く関係なく、定期的に開催されている飲み会…とも言えるので、これからもお互いの時間さえ合えば季節を問わず集まって飲み会をするだろう。 この飲み会はいつも通り騒いで終わった感じで特に話すような出来事はなかったのだが、次の日になって、りささんと何をしようか考えていた。 買い物は最近したので欲しい物はないし、ただ見るだけでも…という気分でもなかったのだ。 雨で外に出るのも躊躇ったりもしたが、ランチも兼ねてカフェに行く事
家で僕が料理をする日…カレーを作る事にした。 カレー…というのは、普通に市販のルーを使って作るだけであればそこまで難しくはない。 ただ、作る過程において、野菜の皮を剥いたり切ったりと、料理の基礎…と言えるものを鍛える事は出来る。 なので、簡単且つ料理スキルアップ…に加えて、新しい隠し味の研究…というか、ネットでいろいろと調べてみて、そこから新しい発見もあるかもしれない。 僕はまだ素材を切る…という事に関しては、まだまだ鍛える余地があり、野菜を切ったりはそこそこ出来るようになったものの、魚を捌いたり…なんて事は出来ないのである。 まぁ、切り身を買えば済む話しではあるのだが、魚を捌けるようになる事によって、他の料理に応用する事が出来るかもしれないし、切り身で買うよりも1匹丸ごと買った方がお得になる場合もあるだろう。 話しを戻すが、カレーを作った僕は、前回よりも具材の大きさのバランスの良さに納得
ある日の事…僕に知り合いから連絡があった。 知り合い…と言ったのは、友達…という程の仲ではないが連絡先は知っている…というくらいの関係である。 どうやら同窓会みたいな事を開催するらしく、その案内だったのだ。 今回は高校の時の同級生の集まり…という話しなのだが、僕は高校生の時はどちらかというと大人しい方で、日々穏やかに過ごせればそれで良い…みたいな過ごし方をしており、友達はいるにはいたし、今でも数名とは連絡したり遊んだりはするものの、その友達は参加しないみたいだった。 それ即ち僕にとっては行く意味…というのはほぼ皆無で、友達以外に会いたい…と思う人や、話せる人なんて居ないのである。 なのでこのお話しは丁重にお断りをし、おそらくこれ以降も同窓会とか開催されたとしても、僕は参加する…なんて事はないし、以前に中学の時の集まりも参加してはいない。 まぁ、学生の時に思い出がある人や楽しかった人達は参加
りささんは雑貨屋さんで気に入ったアクセサリーが見つかったらしく、いくつか購入していた。 僕は結局欲しいと思える物がなかったので買わなかったのだが、雑貨屋さん…というのは見るだけでも楽しかったりする。 いろいろと見て回っていた時、りささんが僕に 「コスプレに興味はあるの?」 と聞いて来たのだ。 このここで言うコスプレ…というのは、自分がアニメのコスプレする又はそういう人を見るのが好き…とかいうのではなく、例えばりささんがメイドのコスプレをしたりする…とかそういう意味でだった。 ド◯キとかに行けばパーティーの余興として楽しむ或いは夜に活用?する場合にもあるかもしれないコスプレ衣装なる物が売っていたりするが、りささんが言っているのはおそらく後者の方と思われる。 突然の事だったし、今まであまりそういう事は考えた事がなかったので返答に困ったのだ。 しかしながらここで 「あまり興味ないかな」 みたいな
夜ご飯をどうしようかな…と2人で考えていた時に、りささんのお母さんから連絡が…ご飯を食べに来ないか?という連絡で、まだ何も決めていなかった僕達は、りささんの実家に行く事にしたのである。 僕が言うのも…だが、彼女の実家にお呼ばれした時に、 (ちょっと行くの憂鬱だな) とか (あまり行きたくないな) と思ったりしないので、苦手意識が無くて本当に良かったなと思う。 まぁ、さすがに自分から積極的にりささんの実家に行こう…なんて事は思わないが、今ではほとんど緊張する事もなくなったし、行く事に全く抵抗はない。 …というか、夜の食事代が浮いてラッキー…くらいに思っている…が、さすがに手ぶらでは行けないし、デザートになる物くらいは買って行くので実質食費はそこまで変わらなかったりもする。 りささんの実家ではみんなで焼肉をして、かなり良いお肉をご馳走になり、いつもりささんと2人で焼肉をする時にはそこまで高いお
りささんと買い物…この日は服やその他ファッション関係の物を揃える為にお出掛けした。 以前りささんとお揃いの靴を買った事があったが、この日も何かお揃いの物を買おう…という話しになったのである。 何をお揃いにするのか…というのをいろいろと悩み、服とか一瞬考えたりもしたのだが、それはとりあえずやめておく事にした。 ちなみに部屋着はお揃いの物を買っており、基本的に家の中でしか着ないしそれは全然気にならない。 お店をいろいろと見ながら探した結果、今回はお揃いのキャップを買う…という事で決めたのである。 ペアリング…とかも考えたりもしたが、僕が次にリングを買う時は、りささんへのエンゲージリングにしよう…と考えていたので、そういう話しが出た時に自然とはぐらかしてペアリングはやめにしたのだ。 前に話したかもしれないが、僕はキャップが好きで、お出掛けする時にはよく被ったりしている。 なのでお揃いのキャップを
お昼ご飯を食べ終えた後、レジャーシートの上で横になって休憩をした。 前回登山してから日数が経過していた…というのもあって、とても空気が美味しく感じたのである。 自然の香り?みたいなのも感じる事が出来たし、そのおかげもあってか、とてもリラックスする事が出来た。 本当はこのままお昼寝したら気持ち良いだろうな…と思ったりもしたが、日差しが強かったのもあるし、寝ていて虫が来たら…とかいろいろ考えるとさすがにお昼寝は出来なかったのだ。 最近では僕の住んでいる地域からそう遠くない場所でクマの目撃情報とかもあり、この山にはいない…と思いたかったが、いない保証なんて何処にもないし、あまり長居するのも…と思ったりもしたのである。 それでも山頂には2時間近くいて、まだまだ…と思ったりもしたが、夕方までには下山しておきたかったので帰る事にしたのだ。 前から何回か話しているが、キャンプもいつか行けたらな…と思って
あっという間に1週間が経過して登山の日へ…天気はちょくちょく調べており、晴れのまま変わりなく当日を迎える事が出来た。 登山道?までは車で…そこから登山を始める訳だが、初心者でも気軽に登る事が出来そうなくらいの山だし、道も険しくなくそれなりに整備されているので本当に丁度良い感じだったのである。 …と登る直前までは思っていたのだが、いざ登り始めてみると、山なので上り坂になっているし、気温もそれなりに高かったので想像よりは大変だった。 ただ、急いで登る必要もなかったし、適度に休憩を挟みながらだったので、僕の体力でもなんとかなりそうだったのだ。 というか、りささんは平気そうで、僕がりささんを心配するのではなく、りささんの方が僕の様子を見て心配してくれた…という少し格好悪い状況となっていたのである。 一緒に運動したりする時にも薄々…いや、ハッキリと分かってはいたのだが、基本的に僕の方が体力が無い。
ボウリングが終わった後、女性2人のリクエストによりカフェへ…スイーツを食べてから僕の家に帰った。 この日は泊まる予定ではなかったが、そのまま夜までゆっくりしてから、夜ご飯をみんなで食べる事にしたのである。 りささんと友達がいろいろと作ってくれて、りささんもそうだが、友達も料理はかなり得意みたいで、ちょっとした小料理屋を出せるのではないか…と思うくらい美味しかったのだ。 食べながらいろいろ会話もしたが、前日から集まって遊び、ほぼ丸1日4人で過ごした…というのは、もちろん楽しい…というのはあるが、さすがにちょっと疲れたりもする。 お酒を飲んでいなくてもみんなハイテンションな感じだし、それがずっと続くとなれば、僕は暗い性格ではないものの、そこまでずっと騒げるような感じではないし、みんな歳が近いにも関わらず、若いな…と思ったりもしたのだ。 そんなこんなで解散した後はグッタリしてしまい、りささんは僕
りささんの友達から 「結婚はいつ頃考えているの?」 という質問に、僕は正直いつまでに…とか、いつ頃…という明確な目標は決めていなかった。 日頃からりささんともたまに結婚についての話しをしたりもするのだが、お互いにもう大丈夫…とは思っているものの、その先への進展はなかった…といった感じだろうか。 もちろん問題を先延ばしにしている…とかではなく、現状充分に楽しんでいるし、結婚して籍を入れたとしても、今の生活とさほど変わりはないだろう。 まぁ、そう言いながら曖昧にするのは良くないのでもちろんちゃんと考える必要がある訳だが、現状ではそこまで深く考えていない…というニュアンスでりささんの友達に伝えた。 それに加えて結婚を考えていない訳でもないし、いつかはそうなりたいと思っている…とも伝え、真剣に交際している気持ちは話したのだ。 反対にそっちはどんな感じなのか?という質問をこちらからもして、僕達と同じ
ロープウェイを降りてから目的地まで歩いている時、時々立ち止まりながら風景の写真や2人で写真を撮りながらのんびりと目的地へ向かった。 そろそろ…という事もないが、画像データも結構増えて来ており、PCに保存したりはしているが、すぐに見る為や場所を記録する為にもアルバムを作ろう…とりささんが言って来たのである。 もちろん反対する理由もない…というか、僕もそれはあった方が良いと思ったのだ。 一昔前…というかまだスマホが普及する前は、使い捨てカメラとかも売っていたし、データで保存…というよりは、写真をプリントして保存…というのが当たり前で、多くの人がアルバムを作ったりしていたと思う。 今でもそれはアリだと思うし、場所や日付毎にまとめられたりするので、データだけで保存しておくよりも良いと思っている。 まぁ、データ上でも、編集すれば文字を入れたりするのは簡単だが、ここではこれ以上細かい事は気にしない。
蕎麦が来てそれを食べ…少し味付けが独特…というか、美味しいのだがあまり食べた事がないような蕎麦で、ある意味では新しい発見となり来て良かった…と思えた。 食べている途中でりささんが、 り「洗濯機買い替えない?」 と言って来たのである。 今は僕の家に元々あった洗濯機を使っており、ドラム式の洗濯機なのだが、5年以上経過しており決して新しくはない。 ない…が、今時点で特に不具合がある訳でもなく、毎日の洗濯で困るような事はない…いや、乾燥はちょっと弱くなったかな…と思うが、買い替えるなんて事は考えていなかった。 まぁ、壊れてから買い替えるのは、新しいのが来るまでは困ってしまう訳で、壊れる前に買い替える…というのは理解出来る。 しかしながら洗濯機は決して安い物ではなく、生活用品の中で言えば冷蔵庫に次いでかなりの高額な物となるだろう。 どうせ買い替えるなら次もドラム式が良いし、そうなれば10万は超えて来
一言で蕎麦…と言っても、お店によってその味は全く変わってくるし、シンプルな食べ物とはいえ奥は深い。 朝昼晩と食べる事も出来るが、僕はボリューム的にお昼がベストな感じである…が、日頃からよく食べる…なんて事はなく、たまに食べるからこそ余計に美味しく感じる…というのはあるだろう。 いつもラーメンか蕎麦か…と言えばラーメンを選んでしまう…いや、そもそもラーメンか蕎麦で悩む事があまりない。 今回のお店は、おそらくこの地域では有名なお蕎麦屋さんで、食べログを見ていてもかなり評価が高く、行く前からかなり期待はしていた。 まぁ、食べログは、アンチ…ではないが、ちょっと嫌な事があったりすると、批判的な内容を書いたりする人もいるし、味の好みは人それぞれなので、あくまでも参考程度でそれを鵜呑みにするつもりはない。 ただ、写真を載せてくれたりしているので、ある程度のメニューを把握したり、どういう物なのか…という
例えば同じ地域だとしても、場所によってお土産屋さんの内容…というものは変わって来る。 まぁ、さすがに地域の名物関係の物は何処へ行っても置いてあるとは思うが、観光名所に関係したお土産はそこにしかない物もあったりするのだ。 今回は幸いにも車で来ているので、手荷物が増えてしまっても、1回車に置きに戻ったり、移動の時に置く…という事が出来る。 ただ、お土産の購入も、あれもこれも…と買っていたら、結構な出費になってしまうので、慎重に選んでしまうのだ。 りささんはその性格もあってか、こういう時にもパパっと決めてしまう…が、僕は反対に優柔不断…というのもあり、お土産1つ買うのにも悩んでしまったりする。 結局お土産屋さんには寄ったものの、ここでは何も買わなかったのだ。 本当はお店に入ったが何も買わずに出る…という行動はしたくはなかったのだが、りささんを待たせていたし、いろいろと見て回ったものの、決まりそう
たまにニュースとかで見る、田舎への移住者支援みたいな内容…それを見た時に僕は自給自足に近いような生活も悪くはないのでは…と思ったりする。 観光している時に、 「こういう田舎に住んで自給自足みたいな生活もしてみたいね」 とりささんに言ってみたのだが、 「それは嫌かな」 こんな返事が来たのだ。 どうやらある程度は揃っている環境が欲しいらしく、僕達が住んでいる地域は確かに田舎なのだが、スーパーはもちろんあるし、他にも複合型商業施設…とまではいかないものの、それに近いものはあるので、田舎の中でも上の方だとは思う。 それが本当の田舎となると、もしかするとスーパーさえない地域もあるだろうし、そうなれば他に遊べるような施設も皆無…と言っても良いくらいで、りささんは娯楽が少ないのが耐えられないのかもしれない。 確かに実際に住んでみたら不便に感じる事もあるだろうし、そういう経験をまだしていないからこそ、僕も
無事目的地に到着…とりあえず車をコインパーキングに置いてから観光を始めた。 今回来た所は、僕の住んでいる地域よりも更に田舎で、観光地があるから人は集まっては来るが、田舎なので落ち着く気分になれたのである。 元々都会に住んでいればたまに田舎に行けば良いな…と感じたりもするだろうが、田舎に住んでいる人が田舎に行ったとしても、住み慣れた環境…と言えば言い方は変になってしまう…が、そんな感じなのだ。 まぁ、それはさておき、まずはこの地で有名な観光スポットへ…そこは古い建物があり、有名な人…かどうかは僕は知らなかったので何とも言えないのだが、この地で有名な人が住んでいた?と思われる建物だった。 前にも話したかもしれないが、僕はこういう歴史的価値のある古い建物は好きで、見るだけでも楽しい気持ちになれる。 そこに必ず…と言っていい程ある、説明が書いた看板には必ず目を通して、過去にどんな事があったのか、ど
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