都議会議長らに政治資金問題についての調査結果を報告するため、都議会議会運営委員会室を訪れた舛添氏。冒頭2分の撮影では、厳しい表情で黙っていた(撮影・清水優) 東京都の舛添要一都知事は6日午後、政治資金流用問題についての調査結果を都議会に報告した。 議会運営委員会室で議長、副議長、各党の幹事長らに会い、副知事から約60ページという調査結果を報告させた。 説明を聞いた都議会自民党の宇田川聡史幹事長によると、舛添氏は「けじめとして湯河原の別荘を売却する」と話したという。 共産党の大山とも子幹事長によると「大方、違法でないという報告で、引き続き全力で(都政に)携わるとのことだった。都民の批判に耐える説明ではない」と批判した。 民進党の尾崎大介幹事長は「不適切ではないという表現が多かったが、お金の使い方について、自分の口で説明しないと到底都民は納得しない」とした。