JR東日本が、今夏に長野と山梨を結ぶ小海線に投入するハイブリッド気動車「キハE200型」が、16日に長野市の長野総合車両センターで報道陣に公開された。 キハE200 はディーゼルエンジンで発電機を回し、その電力でモータを駆動して走行する電気式気動車の一種。屋根上にリチウムイオン蓄電池を搭載してブレーキ時に回生電力を充電。車両の発進加速や登坂時にその電力を併用するほか、停車時には蓄電池で空調をまかなう為にエンジンを停める事が可能で、これまでの気動車に比べて燃費が 10パーセント以上良くなり、窒素酸化物などの排出を約 60パーセント減らす事が出来るとの事。