ウメ(梅、学名: Prunus mume)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。果実を利用する品種は「実梅」として扱われ、未熟なものは有毒であるものの、梅干などに加工して食用とされる。樹木全体と花は鑑賞の対象にもなり(花梅)、日本には花見や梅まつりが開かれる梅林や梅園が各地にある(月ヶ瀬梅林、偕楽園[16]、吉野梅郷など)。枝や樹皮は染色にも使われる。 日本では6月6日が「梅の日」とされている。天文14年4月17日(旧暦、1545年6月6日)、賀茂神社の例祭に梅が献上された故事に由来する[17]。 中国中部原産の落葉広葉樹の小高木から高木[18][19]。古くから栽培され、野生化もしている[18]。日本でもよく知られる果樹や花木で、多数の園芸品種がある[20][21]。樹皮は紫褐色で縦に不規則に割れ、小枝の先はとげ状になることもある[22]。一年枝は、緑色でほぼ無毛であるが、
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