黒人音楽ジャーナリストのネルソン・ジョージがモータウンとその創業者のベリー・ゴーディ・ジュニアについて書いた『モータウン・ミュージック』を読み始めた。以前、JBの自伝を読んだときのように、メモしながら読み進めていく。 最近はauやCanCamのCMにモータウンのヒット曲が使われ、映画『ドリームガールズ』も公開中。ちょっとしたモータウン流行なのでちょうどいい。 1994年に出版されたゴーディの自伝『モータウン、わが愛と夢』(原題『To Be Loved』)があるんだけど、もちろん都合のいい話に偏っている。ネルソンの本は、1985年に刊行された『WHERE DID OUR LOVE GO? --THE RISE AND FALL OF THE MOTOWN SOUND』というものの翻訳。この本の執筆においてネルソンはモータウンには取材拒否された。なので過去の新聞記事やモータウンを取材した記者た