ミルトン・フリードマンが11月16日午前3時にサンフランシスコで亡くなりました。享年94歳です。両親は東欧から移民してきたユダヤ人で、彼は1912年7月31日にニュヨーク市で生まれました。実は、私はフリードマンとは二度、東京でインタビューしたことがあります。また拙著『アメリカ保守革命』で、彼が果たしたアメリカ保守主義運動での役割について詳細に記述しています。彼の訃報を受け、様々なメディアが追悼文や彼の業績について解説記事を掲載しています。でも、どの説明もいまひとつ不十分で、フリードマンの本当の姿を紹介していないという印象を受けました。私は彼の一言に導かれたアメリカの思想の研究を始めた気がします。それは、インタビューの時の「アメリカの思想の振り子は40~50年の周期で右から左、左から右に動いている」という彼の言葉でした。1980年代初の頃だったと思います。以下、追悼の念を込めて、私のフリード
ぼくが大企業のえらいおじさんたちからおしえてもらったこと。 えらいおじさん達がその大企業に就職した当時はまだ屈指の企業ではなかったこと。 いま稼ぎ頭になっている事業は影もかたちもなかったこと。 有名な大学にいってあたまをさげて優秀な人材をあつめたこと。それでも門前払いをされたこと。 40年前に大企業といわれていた会社は今はほとんどが見る影もないこと。鉄鋼業の話とか。 会社が大きくなるいっぽう人材が不足していたから若くても裁量があたえられたこと。 今一番と呼ばれる会社にはいっても成功体験はできないこと。 若いうちの経験や体験は人脈よりも大切であること。 人脈は社内につくるものではないということ。 ぼくが大企業にはいって偉いひとになるころにはそれは違う会社だし、とりまく世界も違うものだよということ。 ひとつのことをやりつづけているやつは成功する。よくみておけということ。 ユニーク(独特)なやつ
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