空襲を逃れた数少ない日本家屋を約1年かけて改装し、4月3日にオープンした同店。「勝ち負けではなく、成功失敗でもない、ゆっくりした人生を過ごしてほしい」という思いから屋号を考えたと店主の小倉みゆきさんは話す。 店内には約800冊の本をそろえる。「大型書店に行けば何十倍もの本があるが、たくさんの本からどう選んだらいいのか、何を読んだらいいのかという問いに丁寧に応えている」という。 7年ほど前から「大人( )絵本の会」を月1回開いている小倉さん。( )は「の」「なのに」「だからこそ」など自由に入れてもらう。参加者は1人1冊、絵本を持ち寄り、本の説明をしたり読み聞かせをしたりする。伝え方は自由。「参加者一人一人の人間性やバックグラウンドが垣間見えるのが楽しい」とも。 大型書店に勤務していた小倉さんは児童書を担当していたこともあり、絵本のコーナーは特に充実させた。押し入れを活用した同コーナー。上の
「三谷幸喜が入ってない!」を複数から言われたので画像は『ラヂオの時間(103位)』 投票企画の常とはいえ「○○が入ってない!」という声が多い。 hakaiya.hateblo.jp 抗議の声に対して「みんなが選んだランキングだから文句つけるほうがおかしい!」と言ってしまうと、ぴあ映画ランキングなどあらゆる大衆映画ランキングに必ず文句をつけている俺への特大ブーメランになる。 というわけで邦画オールタイムベスト1500を公開する。同点778位だけで801本もあるの。 邦画オールタイムベスト1500 スペシャル大逆転ボーナスとして あなたが好きな映画の得票を二倍にする権利 あなたが嫌いな映画の得票を半分にする権利 をあげるので、心の中で新ランキングでも作りましょう。 ちくしょう、この権利があっても俺が超好きな『月はどっちに出ている』はベスト100に届かない!
本書『紙の動物園』は中国生まれ、その後アメリカに移住しマイクロソフトに入社しハーヴァードのロースクールにいって卒業後弁護士へ。今はアプリ開発やらコンサルタント業をやりながら小説も書けば翻訳もするというマルチな才能の持ち主ケン・リュウによる日本オリジナルの初短篇集だ。英語で作品を書いているのだがまだ本国では翻訳作品がないのだという。しかし何があったらそんな人生をおくることになるんだ。そのうち自伝とか書いて欲しい。短編セレクション及び翻訳は古沢嘉通さん。翻訳は理屈と情動の揺れ幅を見事に表現しているさすがの出来。 実はこうして『紙の動物園』として出る前から、話題作だった。SFマガジンで表題作「紙の動物園」が翻訳された時から異常な盛り上がりをみせ、本書発刊前に立て続けに同じくSFマガジンに載った短編の出来がどちらも飛び抜けてよかったこともあって、(受賞歴や既に国際的な評価を受けていることもプラスし
批評系の人たちの間では、ショッピングモールという存在はひどく嫌われています。かくいう私もこの施設に対して、今まではあまり良い印象を持っていませんでした。便利だし、実際はなんだかんだいって利用しているんですけどね。 ショッピングモールが一部の人たちに嫌われてしまう理由は何かというと、いちばんはやはりその画一性ではないかと思います。その土地独自の色がまったくなく、全国どこでも、あるいは世界のどこでも、ほとんど同じ建物のなかに似たような商品が並ぶ。とある研究者はショッピングモールのことを「グローバル資本による植民地化」*1といったそうですが、なるほど、これはすごい嫌われようです。 そんなかんじでなにかと悪者扱いされてしまうショッピングモールですが、そういえばこの施設についてちゃんと考えたことはなかったなーと思い、最近になって関連する本を2冊ほど読んでみました。というわけで今回は、これらの本からヒ
とあるラノベ読みの違和感。 こちらの記事読みましたー。 最近のアニメとかライトノベルで「主人公が努力していた」という描写 最近のアニメとかライトノベルで主人公が努力していたという描写が結構合ったりする。(略)ただ、そこで一部の読者がそういったキャラが「まったく努力していない」という感想を言うのを度々耳にする。 小説家になろうの感想で「何番煎じのチーレム」「修行もせず最強主人公乙」「努力なし俺TUEEEEは萎える」といった書き込みを見ると、言語化できないモヤモヤを感じていました。努力の「書かれ方」は流行り廃りであって、最近のラノベ主人公が努力してないというのは、正直いい過ぎのような? そんな訳で、最近のラノベ主人公が努力不足と思われがちな理由について考察してみたーという内容です。 最近のラノベの中でも「努力してない」の筆頭に挙げられる小説家になろう産を主眼にしてます。だって自分、なろう読みな
■札幌の文化発信地 売り上げの低迷で 札幌市厚別区大谷地東の「くすみ書房」が、今月21日に閉店する。「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」などのユニークな企画を打ち出し、文化発信地としても市民に親しまれてきたが、売り上げの低迷から約70年にわたる歴史に幕を下ろすことになった。 くすみ書房は1946年に西区琴似で創業した。久住邦晴社長(64)が99年に店を継ぎ、2003年に売り上げ下位の文庫を集めた「なぜだ!? 売れない文庫フェア」、04年には中学生向けに500冊を選定する「中学生はこれを読め!」、その後も「高校生はこれを読め!」「小学生はこれを読め!」などの企画を打ち出して全国的な話題となった。 また店舗の地下にブックカフェを作り、山口二郎・元北大教授や中島岳志・北大准教授ら地元の研究者や作家らによる本談議の催しも人気を集めた。 しかし、書籍とレンタルビデオを扱う大型店の出店な
大手出版社KADOKAWA(カドカワ)は6月4日、埼玉県所沢市から購入した旧所沢浄化センター跡地に新しい印刷製本・物流拠点とともに、図書館や美術館、博物館を融合した文化施設を建設する「COOL JAPAN FOREST 構想」(以下、同構想)を発表した。その敷地は約37万平方メートル――東京ドーム8個分という広大なもの。 7月1日には同社の100%出資で、文化施設の建設を推進する株式会社ところざわサクラタウン(松原眞樹社長=KADOKAWA社長)を資本金1億円で設立する。KADOKAWAの角川歴彦会長は「2020年の東京オリンピック開催までには完成させたい」と意気込んでおり、その総事業費は300億円にも上る一大事業である。 しかし、この構想をめぐって、経営統合したドワンゴとの間で不協和音が聞こえてくる。関係者は語る。 「KADOKAWAは2015年3月期第2四半期連結決算で、9億円の営業損
最終更新:2015年7月16日 受賞作品予想を追加しました! 第153回直木三十五賞(平成27年上半期)の候補作6作品が6月19日付で発表されました。 西川美和氏の『永い言い訳』は直近の第28回山本周五郎賞候補に続き、直木賞で連続ノミネート。同じく柚木麻子氏『ナイルパーチの女子会』も西川氏同様、山本賞(受賞)、直木賞連続ノミネートとなりました。 また既に「ノワール小説」界で御大とも言える地位を築いている馳星周氏は『アンタッチャブル』で6度目の直木賞候補に選ばれました。 【スポンサーリンク】 ※第153回直木賞は東山彰良氏『流』の受賞となりました! h-idayu.hateblo.jp 【第153回 直木三十五賞 候補作品】 ■馳星周『アンタッチャブル』(毎日新聞出版) アンタッチャブルposted with ヨメレバ馳 星周 毎日新聞出版 2015-05-16 Amazonで探すKindl
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