1994年12月3日、世界に先駆けて日本で発売を開始した初代「プレイステーション」。後にソニー・コンピュータエンタテインメント(現SIE)で社長を務めることになる久夛良木健氏が、当時のチームとともに「デベロッパーの皆さんがそれぞれのクリエイティビティを表現できるようなプラットフォームを創造することで、誰もが楽しめるエンタテイメントとしてゲームの価値を高めていく」というビジョンのもと、ソニーの新規事業の一つとしてスタートしました。このような想いが託されて誕生した初代「プレイステーション」は、発売初日だけでも日本国内での販売台数が約10万台を記録し、その後、家庭用ゲーム機として史上初となる全世界販売台数1億台を突破するなど、歴史的な快挙を遂げるまでに成長することができました。 「プレイステーション」がこれほどまでにゲームコミュニティの皆さまに受け入れられたのも、家庭用ゲーム機として、今まで想像