(CNN) イランの核開発疑惑に対し、軍事攻撃も辞さない姿勢を示すイスラエル。両国間に対話はなく、非難声明の応酬が続くばかりだ。この状況に疑問を抱いたイスラエル人男性がインターネットの交流サイト「フェイスブック」を通し、イランに向けて平和のメッセージを発信した。 イスラエルとイランの間では、一般市民が電話をかけようとしても通じない。政権レベルの対立のせいで、通信手段が存在しないのだ。「相手側に声を直接届けたい。こんな戦いはおかしいと、ただその言葉だけを伝えたかった」と話すのは、イスラエル中部の商業都市テルアビブに住むグラフィック・デザイナーのロニー・エドリーさんだ。 そこで思い立ったのが、フェイスブックの活用だった。同業の妻からも協力を得て、自分たちと友人らの写真上や自身のデザイン教室のページにメッセージを張り付けた。「イランの人々へ。私たちは決して皆さんの国を爆撃しません」という言葉に、
国際的な懸案となっているイランのウラン問題について、第三国で濃縮処理をする方向で各国の合意が得られる見込みが出てきたが、イスラエルが 「そんなのアカン」 と難色を示していることが23日までにわかった。中東の平和に暗い影を落としかねないだけに、周辺各国も「これはイカン」と不安を隠せないようすだ。 問題になっているのはイランが大量に保有する低濃縮ウラン。IAEA加盟国やイスラエルは「核兵器に転用したり他国に売ったりするんとチャウン?」と懸念。 「話しあいなんてシラン」 とするイランと懸命な交渉を続けてきた。その結果、イラン側がようやく「ウランは売ラン」と譲歩。ロシアに陸送して原発用燃料棒に加工する方向で話が進んでいた。 イスラエルの反発はこの計画に対するもので、 「おためごかしはもうイラン」 とイランへの不信感をあらわにしている。もしイスラエルの意向が無視されることがあれば「何があってもシラン
写真共有サイト「フリッカー」に22日投稿された「ネダ」とされる女性=ロイター 【テヘラン=吉武祐】イラン大統領選を巡る抗議行動の最中に発砲を受け、命を落としたとされる若い女性の映像が、インターネットを通じて世界中に広まっている。彼女の名は「ネダ」。「民主主義と自由を望んだだけ」と語ったとされ、中世フランスの女性戦士にちなんで「改革派のジャンヌ・ダルク」と呼ばれて、抵抗のシンボルとなっている。 動画サイト「ユーチューブ」などに投稿された映像では、女性は20日にテヘラン中心部であったデモに参加した際に撃たれた。胸から血を流して倒れ、数人に介抱されたが吐血して死亡。アフマディネジャド大統領を支持する志願民兵バシジに撃たれた可能性が高いとみられている。 小規模ブログの「ツイッター」には、女性の勇気に感動した各国の市民から「安らかに眠ってください」など大量のコメントが寄せられた。米主要メディア
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