最新版のOracle VM Server 2.2 for x86は、オープンソースのXen 3.4をベースとした無償のサーバー仮想化ソフトである。Oracle RAC(Real Application Clusters)と組み合わせれば、グリッドコンピューティング環境のリソースを効率的に利用できる。オラクル製ソフトウエアの導入を容易にする標準テンプレートが用意されている。(編集部) 日本オラクル 北嶋 伸安 昨今、企業システムにおいてサーバー仮想化技術の導入が一気に進んでいる。その目的はシステムのTCO(総所有コスト)の削減と言われていた。仮想化技術の導入によってサーバーを物理的に統合すれば、インフラの購買や運用/管理にかかるコストを削減できるだろうという目論見があったからだ。 さらに先進的な企業は、サーバー仮想化技術を単なるコスト削減の武器として使用するだけではなく、今後本格的に導入が進
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