道内の金券ショップで、大量の年賀はがきが販売されている。年賀はがきを販売・配達する郵便事業会社の社員らがノルマ達成のために自腹で購入したが、売りさばけずに持ち込んだものだ。こうした自腹を切る行為は「自爆営業」と言われ、郵便事業会社側も「不適切」と禁止するが、「査定に響くので無理するしかない」と金券ショップに通う社員らは後を絶たない。 札幌市中央区の金券ショップ。10月29日の年賀はがき発売当日、200枚入りの束を5、6個持ち込んだ人がいた。ショップの店長は「ノルマの話は知っており、郵便関係者だと思った」と話した。 <北海道新聞12月6日朝刊掲載> 道内記事一覧 6日 土蔵に響くバロック 函館の重文「太刀川家」で演奏会 (07:01) アワビ漁の男性不明 島牧 (06:52) 大胆に、気高くオペラ体操 (06:45) 金券店に年賀はがき 郵便会社社員大量持ち込み (06:35) 道内強風、交