かなり思い切った策ですが、果たして効果はあるのでしょうか? フランスというとそこら中で人がタバコをプカプカ吸ってるイメージがありますが、パリでは街全体が迷惑な煙、スモッグに長年悩まされています。政府はこの問題の解決にありとあらゆる手を尽くしてきました。偶数と奇数のナンバープレートの車を交互に運転禁止にしたり、カーフリーデーを実施したり、有名な通りを歩行者と自転車専用にしたりなどです。しかし、パリはいまだにヨーロッパ有数の濃度の汚染にあえいでいます。そこで今度は、古い車を街から追い出すという、より大規模な政策を実施しようとしています。 Le Mondeによりますと、7月1日を始めとして、1997年以前に登録された車と2000年以前に登録されたバイクは、週末を除きパリ中心街での運転が禁止となります。この規制は、10年以上古い車をパリからなくすための計画の一部として昨年発表されました。つまり、2