私の脳科学講義 (岩波新書) 作者: 利根川進出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/10/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (30件) を見る 新書で軽く、内容は厚く。脳科学の入り口ともとれるし、それ以上に踏み込むこともできる。脳に対する考え方が変わり(と脳で考え)、そして周りの見え方も変わるような本。 人間はまさに「考える葦」です。人間において最も進化した心の現象の基盤をなしている脳のはたらきを解明する事が、すなわち人間が何者であるかを知る事につながるわけです。 心は心であって脳であるか。僕はそう考える方が好きだ。 「内容のない人間と付き合っているのは、その人自身の能力のなさをしめしているというのが私の考えです。そんな人とは縁を切れと言いたいです。手を切ると先が大変だと思うのは、その人の能力の限界です。たとえば、その人が上司であった場合、