GoogleがWebページ表示をスピードアップするプロトコル「SPDY」を発表した。テストではページ読み込み速度が最高で64%短縮できたとしている。 米Googleは11月12日、Web高速化を実現するためのアプリケーションレイヤープロトコル「SPDY」(スピーディーと発音する)を発表した。Googleが目指しているWeb高速化の一環で、HTTPをサポートし、Webページ表示の遅延時間を最小限に抑えるという。 SPDYに関するホワイトペーパーによると、同社はSPDYとともに、同プロトコル対応版のGoogle ChromeブラウザとオープンソースのWebサーバも開発した。これらのアプリケーションをHTTPとSPDYで稼働テストしたところ、ページ読み込み時間が最高で64%短縮できたという。 SPDYはセッションレイヤーをSSLの上に追加するので、単一のTCP接続で複数の相互データストリームを並
