フィールドスコープにビデオカメラをつなげて撮影することを、俗に「ビデスコ」と呼んでいて、ビデオカメラ用のアイピースも発売されているが、通常のビデオカメラはそれなりに重さがあるので、レンズユニットだけで自重を支えるのには無理がある。そのため、“ステー”と呼ばれる専用の支持具にフィールドスコープとビデオカメラを取り付けて、ステーごと三脚に据え付けて撮影することになり、その分、システム全体が大きく重くなるのが欠点だ。 しかし、前回の「デジタルでいこう!」で取り上げた三洋電機 Xacti HD1000なら、バッテリーやメモリーカード込みでも約311gと軽量なので、あえてステーで支える必要がない。HD1000には、40.5mmのフィルター装着用のネジ溝があるので、ステップアップリングを間に入れてビデオ撮影用のアイピースをねじ込むだけで、フルハイビジョンのビデスコシステムができあがる。 ボクがフルハイ