一昨日の木曜日の夜,突然自分が子どもだった頃の精神状態を体験した。これは幼児退行といい,通常は催眠療法において,信頼関係の築けた医師に対して現れる現象である。このような圧倒的な感情の流れを体験したのは生まれて初めてかも知れない。 私の人生に大きな転機が訪れた(のかも知れない)。事件が起こったのである。 長年に渡り自分の心と向き合い見つめ続けた結果,1週間くらい前,1つのまとまった心理モデルを構築することができた ([1], [2],[3])。そのモデルは自分の心の構造をピタリと言い当てることができるというもので,長年のモヤモヤがすべて解消した。するとその夜から,毎晩のように,場面がめまぐるしく変わるフラッシュバックのような夢を見るようになった。そしてついに2日前の木曜日の夜,帰宅途中の電車の中で,目が覚めているにも関わらず,同じような現象が起こったのである。思考回路が異様に速く回転するとい