オリンパスの未来創造研究所が試作機として開発した「モバイル Eye-Trek―慧眼―」は、視界を隠すことなく映像を表示する眼鏡型のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)だ。 この試作機には従来のHMDのようにバッテリーや映像出力と接続するコードがない。眼鏡のつるの部分に無線モジュールとバッテリーを内蔵することで、完全ワイヤレス化を実現したのが大きな特徴。映像は眼鏡の右側に設置された「光学バー」からレンズを介して表示される。 右側のつるが分厚いのは、バッテリーと無線モジュールを内蔵しているため(左)。映像を映し出す光学バー(中央)。この光学バーは「瞳分割方式シースルー光学系」とよばれる独自技術を採用している。バーの幅を瞳孔径より小さくすることで、バーに覆われた部分の視界も確保できるという(右)
宇宙そのものが巨大なブラックホール? 暗黒エネルギーを説明する新説 2007年10月12日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) John Borland 2007年10月12日 ブラックホール近傍の想像図 Image: NASA 韓国高等科学院(Korea Institute for Advanced Study)の物理学者Jae-Weon Lee氏による興味深い示唆が、『New Scientist』誌に掲載された。 宇宙の膨張を加速させる力の源と思われる、謎の多い「暗黒エネルギー(ダークエネルギー)」は、宇宙自体がブラックホールに似た構造を持つことから生じている可能性があるというのだ。 量子物理学では、何もない空間は、実際には仮想的な粒子・反粒子の対で満たされているという仮説を立てている。対になった粒子と反粒子が、瞬時のうちに生成と消滅を繰り返しているというの
何をもって「現象論」と言うかを理解することは「物理学とは何か」を理解する上で本質的です。 物理学を他のあらゆる学問から区別しているのは、この学問だけにある独特な世界観によります。それは、 「この宇宙のなかで起こっている現象は、全て一つの『基本法則』あるいは『基本原理」と言うもので統一的に理解できる」 という、言わば神懸かりにも近い世界観です。物理教と言っても良いくらいです。 したがって物理学では,単に目の前に起こっている現象を合理的に説明できただけでは満足できません。その現象が基本法則とどうつながっているかまで理解できなくてはなりません。そしてこの認識の違いが、物理学者を工学者とは違った存在にしているのです。例えば近代の先端科学であるナノ・テクノロジーが対象にする現象は、工学部の電子工学でも、物理学の物性論でも同じように研究しています。しかし工学者の目的はそれで世の役に立つものを作ろうとい
2独法廃止・民営化3・統合方針11 行革相 政府は26日、独立行政法人(独法)を整理合理化する一環として、科学技術振興機構(所管・文部科学省)、労働政策研究・研修機構(厚生労働省)を廃止し、日本貿易保険(経済産業省)や造幣局(財務省)、国立印刷局(同)を民営化する検討に入った。 科学技術振興機構といえば、通称JST。先日Cellの表紙を荒木絵で飾った研究成果もここからの資金でなされたものです。 どちらかといえば応用に目を向けた研究を管轄しており、運営と成果に関してはいろいろと議論のある機関ではありますが、いきなり廃止論が出るとは*1。 しかも理由が 廃止対象とした2法人は、国からの財政支援が予算全体の9割を超えているにもかかわらず、給与水準が国家公務員よりも高く「存続させる意味がない」(政府関係者)と指摘されていた。 ??? 給与水準? 意味?? この人何いってんの? 残念ながら日本では科
「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存できるか 2007年9月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (2) Brandon Keim 2007年09月27日 クマムシは、8本脚のモグラのような姿をした、微小な[体長は50マイクロメートルから1.7ミリメートル]無脊椎動物だ。 ありとあらゆる状況を生き延びることができる。飢餓や乾燥も問題ない。真空や深海の圧力も大丈夫[7万5000気圧まで耐える]。 151度の高温やほぼ絶対零度の極低温だって平気だ。放射線照射にも耐える[ヒトのX線致死線量は500レントゲンだが、クマムシは57万レントゲン] 必要とあれば、クマムシは新陳代謝の速度を1万分の1に遅くして、水分消費量を通常の1%に抑えることが可能だ[通常は体重の85%をしめる水分を0.05%まで減らし、極度の乾燥状態にも耐える]。 こういったクマムシと比べれば、ゴキブリだ
Look, everybody, we're all looking for answer, you know. We all want to understand who we are and where we come from, but... soemtimes we want to know the answers so badly that we... believe just about anything. South Park Episode 912 Trapped In The Closet - Stan ほら、僕達はみんな答えを求めてるでしょ。僕達は一体何で、僕達はどっから来たのか。でも、時には答えを求めるあまり………ほとんど何でも信じてしまうんだ。 VOODOOな理論達:平成の万能大学者・VOODOOな理論達:いいセンいってる南堂久史さん 経由で知った http://h
はじめに アメリカ合衆国、特に南部では公立学校で進化論を教えるべきかどうかについて対立があることをご存知でしょうか。ダーウィンの進化論に反対して、聖書にあるように全生物は創造主が個別に創った、ノアの洪水は実際にあった、地球の年齢は一万年以下という主張を行う創造科学(科学的創造論)というものがあります。一般的な日本人の感覚から見ると異様な感じがします。しかし、日本人でも進化論を正しく理解している人はどのくらいいるのでしょうか。掲示板で議論を行った私の経験からは、日本人の間でも進化論についての誤解は広くいきわたっているようです。 インターネット上で検索してみると創造論を主張する日本語ページはいくつか見られるのに対し、進化論の情報を得ることができるページ、特に進化論と創造論の両方を取り上げたページは少ないようです。それなら作ろうというのがこのページの趣旨です。科学を名乗っていますが、創造「科学」
最近の科学ニュースや、ウェブ上の記事をみると、しばしばがっくり orz くることがあります。 書き手が研究内容や研究の価値を理解しておらず、伝えようともしていない傾向が読み取れることが多々あるのです。 確かに科学技術は長年の積み重ねであり、50年前に比べると勉強しなければならない事柄は圧倒的に増えたのですが、それにしても昨今の状況はひどすぎるのではないでしょうか。 トンデモな記事も見受けられ、これが「科学技術立国」の報道かと、嘆きたいこともしばしば。 科学研究上の報道というのは、専門家(研究者)の得た新規な発見・発明を、一般人(視聴者・読者)に理解可能な状態で伝えねばならないという大前提があるため、両者の視野を持つことが必須です。 専門家の研究成果はもちろん玉石混交。まるっきりコピペでは到底紙面が足りませんし、必ずしも理解しやすい文脈ではない場合もあります。 そこで、大発見・大発明などの人
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◆ロシアで水から放射能だけを吸収する物質が発見 [Science] ロシアで水から放射能だけを吸収する物質が発見 結構世紀の大発見みたいなのですが、ロシアの科学者がロシアの東部のムスマンスク州にあるKhibinsky山脈で、放射能を帯びた水から放射能だけを取り除くことが出来る鉱物を発見したそうです。この物質を使えば液体の放射性廃棄物から放射能だけを取り除くことが出来て、この物質はまだ名前がついていなく「27−4」と言うナンバーだけがついているらしい。 Kolskyリサーチ研究所のYakov Pakhomovskyさんは「これはどんな放射性の水からも放射性物質を抽出することが出来るので非常に実用的な使い道があります」っと話しているそうです。 この鉱物と水が混ざると水からは完全に安全なモノとなります。 もしもチェルノブイリやスリーマイル島での事故の時にこの物質があれば今にいたる結果はかなり
2007年9月 6日 熱いコーヒーを飲んでも何故火傷しないのか? [医学・科学関連] もてなしの気持ちをこめてコーヒーを入れる場合や、職業的に供せられる場合に勧められるコーヒーの温度はかなり高温で、苦痛や火傷をおこす閾値を越えているものだ。しかし、消費者がそのような高温のコーヒーを飲んでも、まず苦痛や火傷を訴えることはない。 この矛盾を解明するため、ホットコーヒーをすする前、その経過中におけるコーヒー自体の温度を18事例で調査した。コーヒーの温度はカップ内、口腔内、及び舌表面の熱電対によって、持続的にモニターされた。 カップから口の中にコーヒーが入っても、その温度低下は、極めてわずかなものであった。コーヒーの温度は、終始、火傷を起こしうる基準を、なお上回っていたのである。 コーヒーを飲む際には、コーヒー槐は口中には長く止まらず、粘膜上皮細胞の温度をあまり上げないため、痛みや組織障害をおこ
"Chronicle about experiments of Vladimir Demikhov, a Soviet scientist who made the first transplantation of a dog's heart in 1952. The experiment, aimed at finding ways of replacing portions of the human body lost through injury or disease, was pronounced Russia's "most successful". In 1946 Demikhov replaced the whole heart-lungs complex of a dog without using the apparatus of artificial circulati
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