Genymotion VD for AWS を少し触ったのでメモとして残しておきます。 Genymotion とは Genymotionとは、Androidの非公式エミュレータの一種です。 その昔Androidの公式エミュレータが遅かった時代に流行しましたが、いまはx86仮想化を利用した高速な公式エミュレータがあるので若干人気が落ちてきた印象です。 一応、公式エミュレータにくらべて実機に近いテンプレートや録画などのサポートツールが充実しているという利点があります。 Genymotion VD for AWS とは Genymotionの仮想デバイスをec2インスタンスで動作可能にしたものです。 公式のx86/x64エミュレータはIntel HAXMやKVMがないと動作しないため、これまでAndroidエミュレータはec2環境で動かすことが難しい状態でした。 (ARM版エミュレータは動作させ
Misoca開発チームの黒曜(@kokuyouwind)です。 最近PS VRを買いました。画像は夏にSony StoreのPS VR体験会へ行った際、スタッフの方が撮ってくださった写真です。 OculusやViveと比べると解像度は低めですが十分な没入感がありますし、なによりアイマスやVOCALOIDなどのキャラクターコンテンツが色々あるのは強いですね。 PS VRはいいぞ。 rspec-queueからrrrspecへの移行 MisocaではJenkinsを使ってCIを回しています。 またrspecでテストを書いており、Jenkins上では時間短縮のためにrspec-queueを使って並列実行していました。 しかし、テストが増えるにつれてrspecの実行時間が長くなってしまい、CPUコア数やメモリの制約で1ノード内での並列数も限界になっていました。 このため、ビルド時間の短縮を目的にrr
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※注意:この記事には主観とグチが含まれています。 コードのカバレッジ取得サービスを調べてみました。Coveralls.ioとCodecov.ioの比較です。 ↓こんな感じのバッジがREADMEに表示されるやつです。 TravisCIなどで自動テストを行い、ついでにテストのカバレッジも取得している方は多いと思います。 カバレッジを取得できるCIサービスだと coveralls を使っているプロジェクトが多いようですが、自分が試した時はなんか反応が鈍かったりgithubのリポジトリの更新が上手く反映されなかったり(中略)ったりとあまりいい印象がなかったので、他のサービスも試して比べてみました。他というかCodecovしか試してませんが。CodecovはSideCIさんのブログ記事で知りました。ありがとうございます。 結論:Codecovいい感じ!おすすめですよ! 利用方法 どちらも公開リポジト
みんなのウェディングの高井です。今回は、みんなのウェディングで構築している継続的デリバリーの仕組みについての話です。 継続的デリバリーとは? インターネットサービスを提供していくうえで、とても重要なプラクティスのひとつに「継続的デリバリー」があります。継続的デリバリーとは、ソフトウェアをいつでもリリース可能な状態にしたままで構築していくというソフトウェア開発の規律です。 継続的デリバリーを採用することで、ソフトウェアのリリースサイクルを短かくすることができるようになります。リリースサイクルを短かくすることは、サービスの仮説検証プロセスを短かくすることにつながります。 サービス開発の本質は、どこにあるのか分からないユーザーのニーズをとらえることにあります。ですから、仮説検証の機会を最大化できる継続的デリバリーはサービス開発にとって、欠かせないプラクティスとなるわけです。 完了条件を定義する
先ほどの記事に引き続き。 GitHubからAmazon SNSでLambdaにイベント飛ばせば簡易CIができそうだだったので作ってみた。 処理の概要 GitHubにpush→Amazon SNS→Lambdaにイベント Lambdaがイベントをフック→cfnスタックを作成 cfnスタックがEC2インスタンスを起動→git clone bundle exec rspec cfnスタックは処理完了後に自動的に削除 Lambda Function こんな感じ。 var Promise = require('bluebird'); var AWS = require("aws-sdk"); AWS.config.update({region: 'ap-northeast-1'}); var cloudformation = Promise.promisifyAll(new AWS.CloudFor
(日本語版はこちらへ) Let's talk about Dokumi, a tool I have been recently working on. Introduction I am part of Cookpad's "Technical Department". One of the department's goals is to make life easier for other engineers. I am in charge of iOS, so I wrote Dokumi to decrease the time that mobile engineers spend on code reviews. In Japanese, Dokumi means "food tasting", or more literally "poison tasting" (for
(English version here) 技術部モバイル基盤グループのヴァンサン(@vincentisambart)です。今日は最近作ったツール「Dokumi」の話をしようと思います。 紹介 他部署のエンジニアの仕事をもっと楽にすることが、技術部の重要な目的の1つです。その中で、Dokumiはモバイル開発者のコードレビューの負荷を減らすためのツールです。 なぜ「毒味」という名前にしたかと言うと、人間がレビューする前に、コードに毒(バグ、不自然なコードなど)が入っているかどうか毒味するツールだからです。別の言葉で言うと、少し進化したCI用のlintツールですね。pull requestが出る度に、Jenkinsがそのpull requestにDokumiをかけます。現在はDokumiはiOSアプリだけに対応してしていますが、今後はAndroidアプリへの対応も考えています。 現時点でDo
How to automate releasing iOS app with Travis CI
技術部アルバイトの鈴木(@draftcode)です。 クックパッドが内部向けに開発・運用を行ってきた、分散テスト実行システムRRRSpecをオープンソースとして公開しました。RRRSpecは時間のかかる自動テストを分散処理することで、全体のテスト時間の短縮を狙うアプリケーションです。現在クックパッドでは17000を超えるテスト項目があり、マシン一台でテストを実行すると完了まで数時間かかります。このテストを60並列程度の分散処理で行うことで、平均8分から9分程度で完了できるようになりました。また、Amazon EC2のスポットインスタンスを利用することにより、大幅なコスト削減も同時に達成しました。 https://github.com/cookpad/rrrspec 分散テスト実行とは アプリケーションが大きくなるにつれて、自動テストの数も大きくなっていきます。クックパッドでは、非常に多くの
Container Registry Oracle Cloud Infrastructure Container Registry is an open standards-based, Oracle-managed Docker registry service for securely storing and sharing container images. Engineers can easily push and pull Docker images with the familiar Docker Command Line Interface (CLI) and API. To support container lifecycles, Registry works with Container Engine for Kubernetes, Identity and Acces
技術部の福森です。 クックパッドでは RSpec と Jenkins を利用して CI による自動テストを行なっています。 テストの数は 12000 examples を越えていて、テストによっては稀に失敗する物が出てきています: 時間帯依存で失敗してしまうもの 他に同時に実行されるテストに依存しているもの (並列実行で組合せが変わり再現する) インテグレーションテストでの ajax リクエストの微妙なタイムアウト etc また、本番環境を壊さないよう、 CI で成功したリビジョンのみデプロイ可能となっており、開発者が push しデプロイしたいと思っている時に無関係な原因で失敗する事を避けたいという欲求があります。 なぜなら、再度ビルドを実行する時間 (およそ 10 分) の間待たされる事になるからです。 そこで、そのようなテスト起因での失敗を減らし、かつ開発者にそれらを修正してもらうた
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