NHKで6月頃放送されていたドラマ「恋愛検定」を先日見た。なぜ今頃、というと、録画していたことを忘れていたからだった。50分くらいの4話ものである。おでんくんに出てくる神様のような「恋愛の神様」が登場するファンタジーという、軽いコメディータッチの作品なので、さらっと見られるものかと思ったら、1話づつ、ずしんと重たい。一話見ては、うるうるしてしまった。 調べてみたら、原作(参照)があるようなので、あのうるうる感というか、胸キュン感をもう一度確かめたくて読んでみた。テレビドラマとはちょっと方向性の違う作品だった。 ドラマはドラマで完成度が高くて驚いた。映像の作りがきれいだし、音楽もよかった(参照)。DVDも出るのだろう。原作にはない、フラメンコを見せるスペイン酒屋も美しかった。脚本も緻密で、なにより女優が魅力的だった。 第1話「自称恋多き女 四級検定」は、30過ぎた自称恋多き女。つまり勘違い女