池田浩士、 〔1986〕 2004、 『[増補改訂版] 文化の顔をした天皇制 ――池田浩士〈象徴〉論集』社会評論社。 またもやスケジュール・ミスで、なんだか大変なことになっているのだけれど。原稿、書けない。学会準備、取り掛かれない。…ということで、メモ。 ここのところ、天皇制関連の本を読み漁っているのだけれど、なんだかたぶん学生時代に読んだはずのものが多くある*1。しかし、もちろん、この本は「増補改訂版」として2004年に発行されているので、学生時代に手に取った、ってことはない。 いくつかの大学図書館で「天皇制」関連の本を探してみるも、やはり近年、あまり発行されていないことに気づく*2。つまり、主要な「研究テーマ」としては“流行”とは、ほど遠いところにある、ということなのだろうか。「本」ではなく「論文」を探すべし、と思いつつも、なかなかその作業ができて