アナログレコード小売大手のシスコ・インターナショナルが売れ行き不振から、廃業に追い込まれ、近く破産を申し立てる。ひと頃の「DJブーム」で一息ついたが、3~4年前からDJの「レコード離れ」が目立ち、それが響いたようだ。 東京・渋谷で閉店相次ぐ クラブミュージックレコード小売大手シスコ・インターナショナルが2008年10月31日に廃業した。現在、破産申し立ての手続きを進めている。 DJ用の輸入レコードなど、クラブミュージックを中心に取り扱っていた同社は、東京と大阪の直営店「CISCO RECORDS」全店舗を07年12月10日に閉店し、それ以降はオンライン販売にシフトしていた。同社はJ-CASTニュースの取材に対し、 「この1年、企業再建をかけて努力しましたが、力が及びませんでした。音楽ソフト市場が慢性的に縮小していることに加え、クラブミュージックが他のジャンルに比べて厳しさを増していることが
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