2023年4月にSHERBETSの結成25周年記念アルバム『Midnight Chocolate』をリリースし、今年3月にはAJICOでEP『ラヴの元型』を発表するなど、精力的な活動を送っている浅井健一。そんな彼が、今度はソロとして10月9日にアルバム『OVER HEAD POP』をリリースする。今作は現代社会の問題について歌った「Fantasy」をはじめ、ファンタジー色の強い「HUNDRED TABASCO AIRLINE」「うさぎのドアマン」や、人生観を提示した「けっして」など、バラエティーに富んだ1枚。作品に込めた想いや、12月に60歳を迎える浅井の現在地を探った。 ─ニューアルバム『OVER HEAD POP』は、どんな1枚になりましたか? 浅井:聴いた人はそんなに深く考えなくてもいい、というかさ。みんなとライブで楽しく盛り上がれる曲になったらいいかなと思って。SHERBETSでは