ここでは楽器そのものの特殊奏法だけについて述べ、声の挿入や付加楽器などは除く。 当然ながら、ある奏法が、もっとも典型的な奏法ではないが非常にしばしば用いられる奏法であるなどの場合、それが通常の奏法の中に含まれるか、特殊奏法に含まれるかは、意見の分かれるところである。そのようなものには*を付す。 ヴァイオリン属(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスに共通する[注 1]) 弦楽器の場合大きさも奏者にとって負担でない。取りまわしも簡単なところから、特殊奏法も比較的多種で容易。また小さい楽器ほど有利である。歴史もある奏法が多い。 ピチカート* サブハーモニクス デッド・ピチカート* バルトーク・ピチカート 爪のピチカート スル・ポンティチェロ スル・タスト* 駒の真上で垂直に引く グリッサンド* ハーモニクス(自然&人工)* アルペッジョ* コルレーニョ・トラット(松脂付きと無し) コルレ