日韓交流行事の事業費圧縮の経緯を説明する山下真知事=奈良県庁で2025年2月13日午前11時17分、川畑岳志撮影 韓国・忠清南道との日韓交流行事について山下真・奈良県知事は13日、事業費を当初案の約1割に当たる2900万円に圧縮して2025年度当初予算案に盛り込むと発表した。参加費無料は維持したが、超有名歌手の出演は難しいとの見方を定例記者会見で示した。「超有名歌手が来れば喜ぶ県民もいたと思うが、最高意思決定機関である県議会の意向も踏まえた」と話した。 開催は10月24日の予定で、会場はなら100年会館大ホール(奈良市、最大1476人収容)。K―POPライブに加え、両国の伝統芸能や学生によるダンスが披露される。忠清南道からは、プロ歌手グループ2~3組(未定)の他、K―POPを専門的に学びタレントや歌手デビューを目指す若者らが通う「K―POP高校」の生徒らが来る。 事業を巡っては、奈良公園で
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