エニグモは4月7日、本やコンテンツをクラウドソーシングで翻訳し、別言語で電子書籍として販売する「BUYMA Books」をオープンした。WebブラウザとiOSアプリで利用できる。 著者や出版社が翻訳したい著作物を希望する言語や希望小売価格とともに登録し、登録会員の中から翻訳者を募集・選定。ネイティブ翻訳者によるチェックを経て同サービス内のWebストアで電子書籍として販売・配信する。 著者・出版社側には翻訳の初期コストがかからないこと、翻訳者側にはクレジット入りで好きな本を海外へ紹介できることや報酬を魅力として訴求する。翻訳者へのロイヤリティは売り上げの20%程度が目安としている。プレオープン時点で数百人が翻訳会員として活動しているという。 まずは日本語の書籍や著作物を対象とし、英語圏・中国圏を主要エリアとして販売する。今後多言語に対応し、取り扱い数を拡充していく予定。 関連記事 ソニー、エ