NHK連続テレビ小説『花子とアン』では、日本中の奥様がたのハートを鷲づかみ一方、園子温監督の映画『TOKYO TRIBE』ではサブカル層を唸らせた。いま最も注目が集まる若手俳優の一人が鈴木亮平だ。 『花子とアン』では奥様がたのハートを鷲づかみ、映画『TOKYO TRIBE』ではサブカル層を唸らせた。いま注目が集まる若手俳優の一人が鈴木亮平だ。
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Photo: Junji Hata Styling: Babymix Hair: Toshihiko Shingu @ Surge Make-Up: Sayuri Yamashita @ 3rd Words: Mina Fujita Special Thanks: Berluti GINZA 満島真之介:ブルゾン ¥760,000、パンツ ¥101,000、サッカーゲーム台 ¥3,393,000、右の男性のジャケット(後ろ姿) ¥482,000〈すべてBerluti/ベルルッティ・インフォメーション・デスク ℡0120-203-718〉 居合わせた少女まあや:子供用スーツ ¥48,000〈STUDIO marionette ☎03-3465-7870〉 函館の職業訓練校を舞台に、不器用に生きる男と女たちの姿を描く『オーバー・フェンス』。オダギリジョー、蒼井優や松田翔太ら演技派が顔を揃えるな
あるテレビ番組に出演した安田菜津紀は、シリア難民の話をしながら撮影した写真を何点か見せる機会があった。その番組を目にした映画監督の岩井俊二から、安田のもとにツイッターでメッセージが届いた。『スワロウテイル』に登場したYEN TOWN BANDが再結成して新曲をリリースするので、CDのジャケット写真として難民キャンプで撮影した写真を使わせてほしい、という打診だった。 「ほぼリアルタイムで『スワロウテイル』の映画を見ていましたし、登場するのは拠る国のない人たちです。その映画から20年近く経ち、彼らが今をどう生きているのか、その姿勢が前を向こうと葛藤を続けるシリア難民たちと重なると感じたのです」 1996年に公開された映画『スワロウテイル』では、「日本円」が強かったある時代、一攫千金を求めて各国からやってくる労働者たちを描かれた。その彼らは日本のことを「円都(YEN TOWN)」と、日本人たちは
彼は、言う。「もっと自分を刺激したい」。日本最大の企業のトップは、自らのCBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)の仕事を「レクサスをチェックする“最後のフィルター”」と考えている。そのフィルターとしての機能を磨くために、様々な人と出会い、話を聞きたいのだという。その最初のインタビュー相手に選ばれたのは、ファッション・デザイナーの山本耀司。ファッションの価値観を破壊、構築してきた日本を代表するクリエーターだ。東京・天王洲エリアにあるヨウジヤマモトのアトリエに足を運んだ豊田は、仕事場を見学し、山本の愛車、日産セドリックを運転。クルマ談義で意気投合してから、インタビューがスタートした。 豊田 私は男の服は、作業服とレーシングスーツだけでいいとうそぶいていた男で、ファッションについて真剣に考えたことがなかったんです。でも最近になって、周りから「社長がカッコよくなれば、会社もカッコよくなる」と言
2016年、最も輝いた男たちを称えるアワード「GQ Men of the Year 2016」。ライフタイム・アチーブメント賞に輝いたのは、指揮者の小澤征爾だ。 文・川上康介 Photos: Maciej Kucia @ AVGVST わずか数ページで彼の人生のすべてを伝えることは不可能だ。ただひとつの道を真摯に歩き続けて伝説の域に達した男は、とにかく明るくつねに笑っていた。世界が認めた男の生きざまに触れてほしい。 サイトウ・キネン・オーケストラ もう50年以上前から「世界の小澤」と呼ばれ、クラシック界をリードしてきた彼を2016年の”Men of the Year”として選出したのは、彼が2013年に指揮したラヴェル作曲の歌劇『こどもと魔法』を収録したアルバムが、グラミー賞の最優秀オペラ録音賞を受賞したことが最大の理由だ。この受賞にはマエストロも大いに喜んだ。それは、受賞アルバ
斎藤:僕らはあのときもう捨てるものはなかったんで。それがものの30分で人生変わりましたよ。 ──優勝してからの彼らの活躍ぶりはまさにGQ JAPAN MEN OF THE YEARを贈るにふさわしい。いまや「時間単位で休みがない。2時間空いたら超ラッキー」というほど多忙をきわめる。ネタをつくる時間はあるのか? 斎藤:正直、そんなにないですね。 ──ちなみにいま、持ちネタはどれぐらいあるのだろうか。 斎藤:いままでつくってきたのは100本ほどありますが、いまやってみろって言われてやれるのは……。 たかし:2、3本じゃないですか。 斎藤:僕たちは時事ネタが多いんで、古くなっちゃうんですよ。だからどんどん捨てていく感じですね。 ──どれだけ忙しくなっても、常に旬のネタで勝負する姿勢は崩さない。もっとも、トレンディエンジェルといえば時事ネタ以上に、自分たちの髪の薄さで笑いをとる“ハゲネタ”のインパ
渡辺:2005年に『SAYURI』という映画がありまして、あの時に20日間で地球を1周半ぐらいするプロモーションをしたんです。まだ40代半ばだったので、ヘヘヘという感じだったんですけど、2016年も『怒り』という映画のために20日ぐらいの旅に出たら、歳をとったんだなと実感しました。時差にアテンドするのがダメになって、夜中にわっと起きて、ここはどこだって(笑)。 湯川:2016年の謙さんのご活躍ということだと、ブロードウェイのミュージカル『王様と私』ですね。2015年に上演した時に私も2度ほど見せていただきましたが、その再演という形になるんですね。 渡辺:はい、僕が抜けた後もカンパニーとしてはずっと公演を続けていましたが、共演のケリー(・オハラ)が小さいお子さんのために1年契約で終わることになったんです。だったら最後だけ戻ってケリーと一緒にやりたいと言ったら、どうぞどうぞということになりまし
Photos: Charlie Gray Styling: Tomoki Sukezane Hair & Grooming: Kota Suizu Text: Shiho Amano ジャケット ¥220,000、パンツ ¥600,000 ※ともに予定価格〈BURBERRY PRORSUM〉、シャツ ¥45,000 ※予定価格〈BURBERRY LONDON/以上すべてバーバリー・ジャパン ☎0066-33-812819〉 靴 ¥67,000〈CROCKETT&JONES/グリフィンインターナショナル ☎03-5754-3561〉 シャッター音とともに変わるポージングや表情、ファインダーの奥をぐっと見据える視線。ファッション撮影は久しぶりだという本木雅弘さんがロンドンのスタジオに入ってきたときの印象は、どちらかといえば穏やかで控えめなものだった。スタッフと談笑しながら衣装に着替える様子は気
今年で作詞家35周年を迎えられた売野さんに、“あの頃”の話を伺った。場所はプリンスギャラリー紀尾井町。赤坂プリンスの跡地に建ったラグジュアリーホテルだ。インタビューにあたって80年代に繋がる場所を探したのだが、当時も輝いていて、今もなお健在という空間はめったにない。そこで、バブルの象徴ともいえる「赤プリ」跡地のホテルの35階にある「ザ・バー・イルミード」で待ち合わせた。 そのいきさつを告げると、売野さんはいった。 「ここ一番のデートで、よく訪れましたよ。その時の女性と結婚しました。あの頃って、赤プリの旧館は特別な場所でしたよね」 大きい声じゃいえないんだけど、と前置きしてから、旧館は後ろめたい関係の女性とは絶対に来なかったな、と付け加えた。 それからしばし、プリンスホテルの話題で盛り上がった。水族館のようなプールがあった六本木プリンス、屋外プールがおしゃれだった麻布プリンス。東京に外資系の
AM6:00 「ランニングをしながら、アイデアを生み出す」 渡邉和史(日本コカ・コーラ マーケティング本部) 4年後に迫った東京オリンピック。その盛り上がりの鍵を握るひとりが日本コカ・コーラにつとめる渡邉和史さんだ。彼の1日は、駒沢公園でのランニングから始まる。 写真・淺田 創 @ SECESSION 文・川上康介 日本コカ・コーラ社内のカフェにて。「走るのは本当は好きじゃないんです。だからこそ、年に1回東京マラソンを走るのがモチベーションの維持につながっています」 「大手広告代理店で働いていた20歳代のころ、自分の時間の100%を仕事に捧げていました。残業代をいくらもらっても、それをつかう時間がない。あるとき思ったんです。自分はなんのために働いているんだろう? 自分のためじゃないのかって。そのあといまの会社に転職して、外国人の上司などと出あい、自分の時間の使い方について考えるようになりま
「迫真の演技」という言葉がある。言うまでもなく、俳優の演技力を高く評価する場合に使われるフレーズだ。演技力が高いということはすなわち、真に迫ること。動作や表情、声や言葉使いなどで、人間の心情をリアルに表現できることだった。 けれども堺雅人さんは、「真に迫る演技」を追求しているようには思えない。2013年を代表するセリフとなった「倍返しだ!」にしろ、『リーガルハイ』での古美門研介役にしろ、その演技はどこか劇画チックでフィクショナル。従来の「名演」とは明らかに趣が異なる。大げさに言えば、演技におけるリアリズムのあり方に一石を投じている。 堺雅人さんが主演する『半沢直樹』や『リーガルハイ』が斬新なドラマになっているのには、脚本や演出が優れているという理由があるのは間違いない。加えてもうひとつ、主役を演じる堺さんの演技スタイルがある種の“発明”だったことも、観る人の心に強く訴えかけた理由のひとつだ
放送作家であり、脚本家であり、大学教授であり、くまモンの生みの親でもある。八面六臂の活躍を続ける小山薫堂の1日は、湯船につかるところから始まる。 写真・淺田 創 @ SECESSION 文・川上康介 「時間を15分ずつ区切って考えるとゴールが見えて効率的になりますよ。バームクーヘンを切り分けるような感覚かな(笑)」。 小山薫堂ほどの風呂好きは、そうそういないだろう。 「仕事先の近くにいい銭湯があると聞いたら、いても立ってもいられない。30分間休憩があれば15分だけでも入りにいきます。旅先の長崎では15分の合間に5分間だけ銭湯に行ったことがあります(笑)。温泉もいいですが、街中の銭湯が好きなんです。掃除が行き届いていて、番台に愛想のいいおばちゃんがいて、近所の家族の話が聞けるような人情味のある銭湯に出あえると、本当にうれしくなります」 毎朝の風呂も欠かせない。風呂に入ることが1日のウォーミン
新人の頃の私は、失敗ばかりのアナウンサーでした。同期や先輩たちに追いつかなければ、という焦りだけで空回りしていました。自分の中で「アナウンサーはこうあるべきだ」という気持ちが先行して、がむしゃらにやってきたつもりでも、それは周囲から見れば、独りよがりの「自己満足」でしかなかったのかもしれません。 いきなりの出来事に、正直戸惑いが隠せません。私は何をやらかしてしまったのだ。誤読?遅刻?いや、思い当たることはいまのところない……なんのことを言っているのだろう。 特定の仕事のことを指すわけでもなく、「自分で考えてみろ」というただその一言。先輩の寡黙な背中に、「おまえはアナウンサー失格だ」と言われている気がしました。 自分には何が足りないのか。いまになって振り返ってみれば、当時の自分はアナウンサーとしての技術はもちろん、取り組み方や身だしなみ、普段の言葉遣いまで、足りないことばかりだったと分かりま
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