Photoshop形式(.psd)で保存する際に、デフォルトの設定であれば「互換性を優先」するか否か、という保存オプションが表示されます。 デフォルトでは「互換性を優先する」ようにチェックが入っています。また、併記されている説明文にも「オフにすると問題が発生する可能性がある」と書かれています。 しかし、このチェックを外さずに保存したPhotoshop形式のファイルを、Illustratorに配置してPDFを作成した場合、データには無い色が発生する場合があります。 データには無いはずの細い線が出た 透明を使ってきれいに切り抜きしたはずなのに、フチに線がある/切抜きが粗く見える こういった現象が発生した場合、この問題が当てはまる可能性があります。 検証事例 1. 画像ファイルの準備 何もない透明な背景に「白」を塗り、グラデーションのマスクを掛けました。 つまり色成分はCMYK全て0%の画像です