この記事では(2016年に実施された)イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票(イギリスのおうしゅうれんごうりだつぜひをとうこくみんとうひょう、英語: United Kingdom European Union membership referendum)について解説する。 2016年6月23日にイギリスにおいて、2015年欧州連合国民投票法(英語版)[1]に基づいて同国が欧州連合(EU)を離脱すべきかどうかを決めるための国民投票が実施された[2]。投票権は、イギリスとジブラルタル[注釈 1]の有権者にもたらされた[2]。 開票の結果、残留支持が16,141,241票(約48%)、離脱支持が17,410,742票(約52%)であり、離脱支持側の僅差での勝利となった。投票率は約72%であった[3]。この結果を受けてイギリスの欧州連合離脱(ブレグジット、Brexit)が決まり、英国は2020年