米連邦検察局は8月19日、児童ポルノ写真や動画をP2P経由で交換した容疑で52人を訴追したことを明らかにした。 米移民税関捜査局(ICE)と米連邦捜査局(FBI)が中心となり、米財務省検察局などほかの機関の協力も得て、特にP2Pユーザーにターゲットを絞って捜査を実施した。P2Pでの児童ポルノ交換に対する大規模な合同捜査はこれが初めてという。 52人の被告の中には元警察官や弁護士も含まれていた。52人全員が児童ポルノコンテンツ所有の容疑で、中にはそれに加えて児童ポルノ制作や性犯罪者として登録されている最中の犯行など、複数の容疑を掛けられている被告もいるという。 関連記事 児童ポルノの国内摘発増大、所持禁止が焦点に 2008年上半期に日本国内で摘発された児童ポルノ事件は300件を超えた。(ロイター Verizonら、ニューヨーク州と児童ポルノアクセス遮断で合意 NY州とVerizon、Time