印刷 関連トピックス北朝鮮金正日上が万年筆型の銃。キャップを5度回して押すと毒薬を仕込んだ弾丸が発射される。下はボールペン型の毒針。キャップを5度回して押すと毒針が出る=いずれもソウル中央地検提供懐中電灯型の銃。安全装置を外してボタンを押すと毒薬を仕込んだ弾丸が発射される=ソウル中央地検提供 ソウル中央地検は6日、携帯型の銃や毒針など、北朝鮮が暗殺用に使う武器を公開した。同地検は同日、この武器を使って今年9月に韓国の人権団体代表を殺害しようとしたとして、脱北者男性(54)を国家保安法違反の罪で起訴した。 武器は、万年筆型と懐中電灯型の銃2丁とボールペンの先に針を仕込んだ毒薬カプセルの計3種類。銃は先端に刃物がついた弾丸が飛び出す仕掛けで、射程約10メートル。弾丸や針には、10ミリグラムで呼吸停止や心臓まひを起こす毒薬が仕込んであった。脱北者の男性が逮捕時に所持していた。 北朝鮮工作員