図●2012年末時点の国内サーバー設置台数 設置場所別構成比。出典:IDC Japan(2013年2月19日) IDC Japanは2013年2月19日、2012年末時点における国内のサーバー設置台数(インストールベース)が273万7000台だったと発表した。2011年末時点の276万3500台から1%に当たる2万6600台の減少となった。 設置台数が減少した背景としてIDCでは、ユーザー企業におけるサーバー集約や、ITリソースを所有するのではなく利用するケースが増え、サービス事業者におけるサーバーリソースの利用効率が向上したこと、また企業の合併や倒産、営業拠点の減少などを挙げている。 サーバーの設置場所としては、事業者データセンターが全体の36%で98万4300台、企業内データセンターが40.8%で111万6200台、データセンター外が23.3%で63万6500台とIDCは試算している(