厳しい暑さが続く中、犬や猫などのペットについても熱中症に気をつけるよう、環境省やペット関連の会社が注意を呼びかけています。 獣医師などによりますと、犬や猫などは、汗による体温調節が難しいということで、熱中症になって人と同様の症状が出ることがあり、最悪の場合は死ぬおそれもあるということです。 ペット保険会社大手の「アニコム損害保険」によりますと、動物病院で熱中症と診断され、治療を受けたなどとして、保険金が請求されたケースは、去年1年間で犬が880件、猫が138件に上ったということです。 この会社が、犬や猫が熱中症になった経験のある飼い主を対象に、去年の夏行ったアンケート調査では、発生場所は屋外が49%で自宅内も43%だったということです。 このため、屋外での散歩やドッグランのあとは、しっかり水を飲ませ、室内では日陰を作ったり、エアコンで温度調節をしたりするよう呼びかけています。 また、環境省