「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。

「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。
俺の住む世界はアイティーとやらに支えられているらしい。 アイティーに関われば、俺の住む世界をさらに素敵なものにしていけるに違いない。していきたい。 そう願って、何も知らなかった文系新卒の俺が金融系のシステム会社に入って、もう一年以上が経つのだ。 昔、お遊びでゲームを作ったことはあった。RPGツクールなんかが好きだった。 だから自分はシステム会社に向いていると思った。 実際、資格取得を勧められて始めた勉強は楽しかった。 浮動小数点数、オートマトン、SQL、スタック、木、論理式。 パズルみたいで楽しかった。コンピュータの中身が理解できて、わくわくした。 楽々と基本情報技術者の資格を手にし、半年後にはほとんど勉強もせずにソフ開も取得した。 研修の課題では同期の誰よりも速く、短く効率のいいソースを仕上げた。 現場に出て、本番機に触った。 30年間親会社を支え続ける偉大なシステムの中身を、わくわくし
どうしたものかと思ったのだけど、家族旅行中に連投ツイートを受けて、ちゃんと返せないもので、まとめてブログにアップ。 事の経緯は、おおざっぱにまとめるとこんな感じ。 □先だって、「クラウド」に言及する研究会の資料作りに突然巻き込まれ、そこで「クラウド」と他のハード代替的ネットサービスソリューションとの異同をおさえていない点に驚いた。ただし、彼らも自ら「クラウド」に徒手空拳で突撃したかったわけではなく、そういう要望が委員の中にあることにオタオタしながら応えたという事情があった。 □さらに「クラウド振興政策」というのはすでに始まっており、ひょっとすると法文にも何らかのリファーが入るかもしれない。というか、入らないとクラウド振興政策にはならない。 ■上記事情を想いつつ、クラウドについて「バズワードになっていて、定義もはっきりしてない。そもそもこうした構造を法律でどう書くものか難しい」とツイートした
この間、インターネットバブルの波に乗って消費者向けサービスを展開しようとするインターネットベンチャーは多数現れては来たものの、しかしアメリカのIT大手と互角に戦えるようなプレーヤーはついぞ現れなかった。個人的には、技術力で突出していてなおかつ資金力を持っていた堀江時代のライブドアにはかなりの可能性があったとも考えているが、しかしそれも今となっては死んだ子の年を数えるようなものでしかない。 笑止千万。ネットの将来性を吹聴しながら他業種の買収を繰り返すような矛盾を演じていた「堀江時代のライブドア」にそんな「可能性があったとも考えている」こと自体が愚の骨頂。「死んだ子の年を数える」と言うより、偽札を数えるようなものである。 マネーゲームに興じて「技術力」や「資金力」を無駄遣いしていた似非経営者が会社から排除されたのだから、POST「堀江時代のライブドアにはかなりの可能性があったとも考え」る方が自
2007年11月23日01:37 カテゴリIT スパコンの戦艦大和「京速計算機」 先日の記事で、地球シミュレータの次のスーパーコンピュータについて疑問を呈したところ、100以上のコメントがつき、関係者からも情報が寄せられた。こうした情報から考えると、この「京速計算機」というのは、悪評高い「日の丸検索エンジン」を上回る、まさに戦艦大和級のプロジェクトのようだ。 そもそも、このプロジェクトの発端は、地球シミュレータの年間維持費が50億円と、あまりにも効率が悪く、研究所側が「50億円もあったら、スカラー型の新しいスパコンができる」という検討を始めたため、ITゼネコンがあわてて次世代機の提案を持ち込んだことらしい。事実、最近のスパコンと地球シミュレータの性能価格比は、次のように桁違いだ: 名称完成年 最高計算速度(TFlops) 建設費($) TFlops単価($) TACC Ranger2007
国税庁に「KSK」というシステムがある。「国税総合管理システム」の略称だ。国税庁のホームページを見ると、こうある。 「税務行政の高度化・効率化を図り、適正・公平な課税の実現を目指すため、地域や税目を超えて情報を一元的に管理するコンピュータシステムであるKSKシステムの導入を平成7年以来進めてきました」 この説明だけを読めば、普通の人は「政府のIT施策の一環として、税務情報をまとめて管理するシステムを作ったんだろう」と思うに違いない。しかしこのKSKをめぐっては、実は過去にたいへんな“騒動”が起きているのである。 KSKの構想が作られたのは、はるか昔の1980年代である。89年に計画がスタートし、システム契約が行われた。指名競争入札ではなく、随意契約のかたちでジョイントベンチャーに発注され、日本を代表する大手IT企業6社が参加した。 ところがこのシステムは完成するまでに、何と12年を要した。
坂村教授のトロンとマイクロソフトの関係を対立もしくは敵対の図式に当てはめてしまったのは誰だったのでしょうか? それは20数年前の昔も今も一部の功名心にかられた官僚の振る舞いと、それに乗せられた一部マスコミによるものであったと言えるでしょう。その当時何が起きたのかは、「古川さん、昔の話は墓場に持っていった方が良いんじゃない?」という方もいるようですが、オジサンの昔話はともかく、つい最近でもこんな話がまかり通っているというお話をしてしまいましょう。 2003年9月25日の「トロン協議会にマイクロソフトも参加、Windowsがトロンと連携」という記者発表前に突然の発表ではなく各官庁に事前にご報告とご挨拶に伺おうと、坂村教授と私は各官庁の情報通信担当者を9月24日の4時ごろ訪問しました。「明日私たちは、技術提携の記者発表をいたします。発表前にその背景と趣旨の事前説明とご報告にあがりました」とお伝え
8月8日~15日にブルガリアで開催された「第21回 国際情報オリンピック」において,日本代表の一人,保坂和宏さん(開成高校3年生)が,全参加者中2位という快挙を成し遂げた。これは,日本代表としては,過去最高の記録である。 国際情報オリンピックは,高校生以下を対象とする5つの国際科学オリンピックの1つ。与えられた問題を解くためのアルゴリズムを考えてプログラムを作成し,アルゴリズムの優劣を競う。利用できるプログラミング言語はC/C++とPascal。プログラムの実行時間とメモリーには厳しい制限がある。 今回の国際情報オリンピックには,80カ国,301人が参加した。日本からは,副島真さん(筑波大学附属駒場高等学校3年生),滝聞太基さん(筑波大学附属駒場高等学校高3年生),保坂和宏さん,平野湧一郎さん(灘高等学校高3年生)の4人が,日本代表として参加した。 競技が行われるのは2日間(そのほかの日は
20代後半前後のメンバーで「最近の10代後半前後のML参加者が(名乗りや署名無しで)1行メールをMLに投げてくるのは携帯文化なのかなぁ」「自分は他の人が名乗っているのを見てなんだこの文化はと思いつつ合わせた」「『なんだこれは』といえば『ほげ@ふが%ぴよです』とかなんだこれは!って感じだなぁ、@まではまだしも%って。」「%って何?」「定義は知らない」という会話をしました。%の話を持ち出したけど定義を知らなかったのが僕なので責任を取って(?)Twitterに投げてみました。 結果、かなり興味深いことがわかったのでまとめ: A c/o BでB様方A様になるので一時的にBにいるAさんがA c/o Bになるのはとても自然ですね。様方(care of)→c/o→%→一時的な場所→状態、という流れが一番自然かなぁ。記号はググれないので調べづらい。本気でやるならMLやNetNewsのアーカイブを舐めて1行
このページでは、パソコン/IT用語の正しい読み方を示すとともに、簡単な解説を行っています。オリジナルの『コンピュータ誤読辞典』(工学社、2003年11月刊)、および「PC誤読キーワード」『月刊I/O』(工学社、2004年2月号から連載中)の内容を基本としていますが、新たに追加した用語もありますし、項目によっては内容を補足訂正してあります。 未整理の項目については、「Web版コンピュータ誤読辞典」としてファイルメーカーProのWeb公開機能を用いて公開しています(申し訳ありませんが、ルーターなどで591番ポートが塞いである場合はアクセスできません)。 E-mail: support@matsuda-pa.com
SE・ソースコード・バグ・Java etc……、特にITエンジニアであれば普段の日常会話で頻繁に使用するこれらの言葉は、果たして世の女性たちにどこまで通用するのか? 第2回目は、街行く女子大生に直撃質問してみた。 技術とは縁遠い女性たちとの会話で、ついつい無意識に使ってしまいがちなエンジニア専門用語。果たして彼女たちはそうした専門用語をどこまで理解してくれるものなのか? それを検証するべく、街頭インタビューを敢行。質問した用語は、COBOL、C++、オブジェクト指向のような難易度の高いものから、SE、クライアントなど一般常識の範囲で答えられるものまで合計16ワード。実験方法は、実際に街で無作為に女性を選出し、「この中で意味のわかる用語はありますか?」「この用語を使って例文を作ってください」などの質問方法で専門用語に対する一般女性の理解度を追求した。
「The Secret History of Silicon Valley」というビデオがありました。 Steve Blank氏が2007年12月18日にGoogle社内で行った講演でした。 Google TeckTalksとして講演内容が公開されています。 シリコンバレーの歴史に関しての講演です。 56分の講演です。 以下、要約です。 講演では、多くの写真やビデオが紹介されています。 誤訳などが含まれている可能性が高いので是非元ネタのビデオをご覧下さい。 私は歴史家ではない。 間違っている認識があるかもしれない。 話の多くは公開された文献から引用している。 シリコンバレーには4つの波があった。 Defense(防衛)、Integrated Circuits(集積回路)、Personal Computers(パソコン)、Internet(インターネット)。 シリコンバレーにいる全員が、その
10月30日に行われたIPAフォーラム2007の『「学生から見たIT産業」と「IT産業から見た学生」〜IT産業は学生からの人気を回復できるか〜』と題された討論会でしゃべってきた。IPAとは情報処理推進機構の略で、情報処理技術者試験とか、未踏ソフトウェア創造事業をやっているところ。 大学の先生から、討論会に出る学生を求めいているという話を聞いたのが討論会に参加したきっかけ。僕はてっきり、IT産業の未来について語り合うのかと思っていたのだが、「IT産業は3Kのイメージが強く、就職において人気がなくなってきているが、どうすればその人気を回復できるか」というタイトルを聞いて、ちょっとがっかりした。 @ITにこの討論会についての「IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ − @IT」という記事が上がっていた。ちなみに、記事の最初の写真に討論会に参加した学生が写っているが、前列の
6月29日金曜日の深夜,テレビ朝日で「朝まで生テレビ」が放送された。与野党の国会議員が出席し,国民年金に関して意見を戦わせていた。 その番組を見ていた筆者は,片山さつき衆議院議員の発言に,思わず起き上がって映し出されている画面を注視した。片山氏は「(新しい年金システムは)数カ月でできる」と発言したのだ。筆者は「どうやったら数カ月でできるのか説明してください」と画面に向かって叫びそうになった。 同時に,筆者は片山氏の「数カ月でできる発言」には何かの根拠があるのではないか,と考え始めた。国会議員,それも自由民主党広報本部副本部長兼広報局長としての発言だから,さすがにまるっきり根拠や確信のないことは言わないだろう,と考えたからだ。 テレビに映し出された片山氏の発言はそこで終わったのだが,隣席の出席者から小声で訪ねられたのだろう,小さな声で「マイクロソフトの…」という片山氏の私語が短い時間流れた。
第609話 ゴミ分別アプリ ゴミの分別があまりに複雑なので、スマホで写真を撮れば分別が分かるアプリを作ったぞ。(2019/04/02) 第608話 管理者のジレンマ 万一に備えて十分準備しておくこと。「転ばぬ先のつえ」は多くのシステム管理者の座右の銘、ではある……。(2019/02/05)
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