世間では、本屋大賞が伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」に決まったりしてますが(まあ順当か。近藤史恵「サクリファイス」は2位でした)、そんなことより注目すべきなのは、当然のことながら、北京五輪です。開催が間近に迫り、チベットとかヨーロッパとか、世界各地で盛り上がってきましたね。本番で何が起きるのか、北京のあやしいお土産物屋さんで聖火(トーチのレプリカなんかじゃなくて)が販売されたりするのか(2,000元くらいかな)、今からワクワクです。 ところで、この北京五輪のマスコット、ペイペイやらフアンフアンやら、どれがどれだかわからないけど、5体のちびっ子キャラです。「意外に萌え」「ビミョー」などといった評価はさておき、赤、緑、青、黄、黒の組み合わせは、もちろん五輪の5つの輪の色を表したもの。 で、赤、緑、青、黄、黒って、あらためて見てみると、これって、岩波文庫の色に近いですよね。まあ岩波文庫の「政治