住友生命保険の横浜支社に在籍していた生保レディーら従業員約1600人の個人情報がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介し、インターネット上に流出していたことが29日分かった。住友生命によると、同支社に在籍する20代の事務系職員が自宅で仕事をするため、従業員の個人情報を自宅に持ち帰り、私有のパソコンに移していた。このパソコンがウイルスに感染し、流出した。 流出したのは平成17年9月〜21年6月の間、横浜支社に在籍していた従業員の氏名や生年月日、性別、入退社年月日など。同社では、住所や電話番号などは含まれていないほか、顧客情報や保険契約に関する情報は一切流出していないとしている。 社員は営業成績などの入力のため、会社に報告して個人情報を持ち帰っていた。会社は社内情報の自宅のパソコンへの保存を禁止していたほか、ウィニーを使用しないよう呼びかけていた。 【関連記事】 ・ ■表でチ