Google Appsが、ようやくマルチドメインに対応し、社内の複数のドメインをドメインエリアスを使わずに管理できるようになった。 米Googleは6月23日(現地時間)、オンラインスイート「Google Apps」でマルチドメインをサポートしたと発表した。企業向けおよび教育機関向けエディションのユーザーは複数のドメインを1つのアカウントで管理できるようになる。 従来は、複数のドメインを持つ組織がGoogle Appsを使うには、ドメインエリアスを設定するか、ドメインごとにGoogle Appsのアカウントを持つ必要があった。新機能により、ドメインの異なる社員同士のメール送受信やGoogle Docsの共同編集作業がよりスムーズになったとしている。 管理者はGoogle Appsのコントロールパネルで社内のドメインを追加できる。1つのアカウントにつき600までのドメイン追加が可能。