岐阜県養老町の食肉販売会社「丸明(まるあき)」(吉田明一社長)が、ブランド和牛「飛騨牛」を偽装表示していたとされる問題で、同社が牛肉に続いて豚肉でも産地偽装をしていた疑いのあることが24日、元従業員らの証言で明らかになった。 県は日本農林規格(JAS)法違反の疑いがあるとみて調べる。 仕入れ担当だった元従業員によると、同社は岐阜県産の豚のブロック肉に、愛知県産や滋賀県産の豚肉を混ぜて箱詰めにし、「岐阜県産」と表示したり、産地を表示しないで直営の3店舗に出荷。店では、産地表示の欄に「岐阜県産」や「美濃ヘルシーポーク」と印字されたシールを張って販売していたという。 美濃ヘルシーポークは育種改良した種豚。元従業員は「少なくとも2年以上前から社長の指示で(偽装を)続けていた」という。 同社は、豚肉の枝肉を主に名古屋市内の市場から仕入れている。ほとんどが岐阜県産だったが、2、3割は愛知県産や滋賀県産
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