民主党の前原誠司前外相は27日、代表選への立候補を受け、都内のホテルで記者会見した。3月に外相を辞任する原因となった外国人献金問題について、2005年から10年までの5年間で、在日外国人4人と、在日外国人が代表取締役を務める法人1社から合計59万円の献金を受領していたことを明らかにした。受領額の具体的な内訳としては、今年3月に判明した在日韓国人女性の25万円に加えて、3人から計5万円、1社から
民主党の前原誠司前外相は27日、代表選への立候補を受け、都内のホテルで記者会見した。3月に外相を辞任する原因となった外国人献金問題について、2005年から10年までの5年間で、在日外国人4人と、在日外国人が代表取締役を務める法人1社から合計59万円の献金を受領していたことを明らかにした。受領額の具体的な内訳としては、今年3月に判明した在日韓国人女性の25万円に加えて、3人から計5万円、1社から
与謝野氏は質問で、鳩山首相が代表を務める「民主党北海道第9区総支部」について、「(寄付の記載がある)地方議員のほぼ全員に(所得税控除の)書類を鳩山事務所は渡している。献金をしていないのに、書類を受け取った人がいる」と指摘。 首相は同支部について「道議、市議がルールにのっとって寄付をしていると思うが、1人、途中でなくなられた方がいた」と死亡した人が寄付者として政治資金収支報告書に記載されたケースがあったことを認めた。 また、与謝野氏は、鳩山首相が、自らの資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金事件に絡み、偽装に充てられた自己資金を同会への「貸し付け」として処理した点に言及、「貸付証書もない。(政治資金規正法で定められた寄付の)量的制限をオーバーしたことを知っている」と指摘。「鳩山さんや秘書らが方々に電話し、寄付しなかった人に寄付したことにしてくれと頼んだ」などと主張した。首相は「そのようなこ
民主党の青木愛衆院議員(東京12区)が代表を務める政党支部「民主党参議院比例区第58総支部」に対し、青木氏の元公設秘書らが多額の献金を行っていたことが19日、分かった。元公設秘書の男性は「小沢一郎幹事長の秘書から寄付をするよう強要された」と話している。国会議員秘書給与法では、公設秘書への寄付の勧誘や要求を禁じており、同法に抵触する恐れもある。 青木氏はタレント出身で、小沢幹事長の元秘書。今夏の衆院選で参院からくら替えし、公明党の太田昭宏前代表を破り当選した。 元公設秘書の男性によると、男性は青木氏が参院議員だった平成20年4月に公設秘書に採用された。青木氏の事務所は当時、小沢氏の政策秘書が運営を実質的に取り仕切っており、採用時の条件として、国から支給される秘書給与の一部を政党支部に寄付するよう求められたという。 国から支給される給与は当時、月三十数万円だったが、小沢氏の政策秘書はうち二十数
準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件で、同社のダミーとされる二つの政治団体による寄付やパーティー券購入は、時効にかからない04〜06年で総額6360万円に上り、公設第1秘書が逮捕された小沢一郎民主党代表をはじめ与野党国会議員14人、自民党の5派閥、自治体首長5人に及ぶことが分かった。同社幹部は「西松の金だと相手に伝えていた」と東京地検特捜部に供述しているとされるが、政治家側は大半が「西松の団体と知らなかった」と、食い違う説明をしている。 同社OBが代表を務めていた「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」の04〜06年の政治資金収支報告書によると、両団体の寄付を受けた国会議員は9人で、総額は4214万円。小沢代表が6割近い2400万円を占めたが、森喜朗元首相や尾身幸次元財務相ら有力国会議員も、100万円単位の寄付を受けていた。 一方、パーティー券の購入総額は2146万円で、国会議員8
参院予算委員会で民主党の鈴木寛氏の質問に答える麻生太郎首相。後ろは漆間巌官房副長官 =9日午前10時6分、国会・参院第一委員会室(撮影・酒巻俊介)(写真:産経新聞) 漆間巌官房副長官は9日午前の参院予算委員会で、西松建設の違法献金事件をめぐり「捜査は自民党議員に波及しない」と発言したとされたことについて、「特定の政党や議員について捜査が及ぶかどうか述べた記憶はない。メモを取らないオフレコの内容が誤って報じられた」と述べ、発言内容が誤って報じられたと釈明した。 ・チェック:平成16〜18年に西松建設側から受けた資金提供 漆間氏は、問題の発言が3月5日夕刻の記者懇談会だったことを認めた上で「同日の夜になって共同通信が配信し、真意が伝わっていないと大変驚いた」と強調。「発言は、一般論として(1)違法性の立証はいかに難しいか(2)金額の多寡は違法性の認識を立証する上で大きな要素。(被疑者から西
静岡県の石川嘉延知事は6日、未来産業研究会など西松建設関連の2つの政治団体から受領したパーティー券の購入代金計100万円を返還する方針を明らかにした。 石川知事は「(代金は)法律に基づき適正に受け取り、収支報告書に記載している。両団体の違法性が指摘されていることから、道義的観点に立ち速やかに返還する」としている。
準大手ゼネコン「西松建設」(東京)が、政治団体をトンネルにして政界へ事実上の企業献金を続けていたとされる問題で、東京地検特捜部は3日、政治資金規正法違反容疑で、小沢一郎民主党代表の政治団体「陸山会(りくざんかい)」を家宅捜索。小沢代表の公設第一秘書、大久保隆規容疑者や、西松建設前社長の国沢幹雄容疑者ら計3人の逮捕状を取り、2人を逮捕した。 【関連記事】 ・ 「小沢首相」は大丈夫か ささやかれる「総・代分離論」 ・ 小沢氏の東京12区国替え出馬「事実上ない」 ・ 民主党、「綱領」なき政党 最低限の共通項 ・ 細田自民幹事長「事実なら背信的」 小沢氏の拉致問題発言で ・ 民主・小沢代表の第7艦隊発言に批判噴出 NHKテレビ討論
西松建設裏金事件 政界バラまきリスト 2009年01月19日10時00分 / 提供:ゲンダイネット 国内外で不正にカキ集めた20億円もの裏金は、政界工作資金に化けていた――。 準大手ゼネコン「西松建設」の巨額裏金事件の捜査に永田町が戦々恐々だ。東京地検特捜部は、同社OBが設立した2つの政治団体に注目。両団体を隠れみのに裏金の一部が政界に渡ったとみて、資金の全容解明に全力を挙げている。●永田町は戦々恐々 問題の団体は「新政治問題研究会」(95年設立)と「未来産業研究会」(99年設立)。06年末の解散まで、献金やパーティー券購入を通じて計約4億8000万円を政界にバラまいてきた。 04〜06年に両団体から資金提供を受けた主な政治家は別表の通り。運輸相経験者が5人と目立つ。 国会に程近い同じビルの一室に置かれ、代表者2人はともに西松建設の土木営業部営業管理部長経験者。退職と同時に政治団体を立ち上
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