解説 システムへの侵入を図る伝統的な手段の1つとして「辞書攻撃」や「ブルート・フォース攻撃」などがある。これらは、ソフトウェアを利用して、適当なパスワードを機械的に次々と試して、正しいパスワードを見つけ出すというものだ。 こうした攻撃を効果的に防止するには、ログオンに失敗できる回数を制限しておき、立て続けに失敗した場合には、そのアカウントを一時的にロックアウトして無効にしてしまうのがよい。例えば、ログオンに10回失敗したら、そのアカウントを30分間ロックアウトして使用不能にする。こうすれば、ソフトウェアで次々とパスワードを試すのは不可能になる。 アカウントのロックアウトはセキュリティ・ポリシーで設定が可能である。ドメインを管理しているなら、ドメイン・コントローラのコントロール・パネルにある[ドメイン セキュリティ ポリシー]アイテムで設定する。 システムの安全性を高めるためには、アカウント