グライコなどと呼ばれている、コンポやラジカセについているアレです。 これはその瞬間の音を周波数分析して、重低音や高音がどの程度鳴っているかを 示すメーターです。よく、これを見ながら重低音を強めたりボーカル帯域を強めたりしますね。 グライコは時間と共に上下に一生懸命に動いていますが、この「上下」を時間と周波数の両方に 対してプロットするとどうなるでしょう。つまり、横軸に時間、縦軸に周波数、「上下」を 明るさでプロットしてみることを考えます。プロットに使う音楽は、本当は有名な曲を 使いたいのですが、なにぶん著作権の厳しい世界ですので、ここでは筆者がはるか昔、 まだ作曲を趣味としていたころに作った曲を使います。そのイントロの部分を使って、 2次元プロットを実行しますと、こうなります。 縦軸はグライコの各バーに相当し、横軸は時間です。 各バーが時間的に激しく動いている様子がわかります。ところで、こ