Appleはセキュリティーやプライバシーの問題があるとして、独自のルート証明書をインストールする複数のiOSアプリをApp Storeから削除したそうだ(Appleのサポートページ、 V3.co.ukの記事、 The Registerの記事、 iMoreの記事)。 削除されたアプリのリストは公開されていないが、複数の広告ブロックアプリが含まれるようだ。iOS 9のSafariでは、広告ブロック拡張機能が利用できるが、Safari以外のアプリからは利用できない。そのため、独自のルート証明書をインストールしてVPNを使用することでSafari以外のアプリにも対応した広告ブロックアプリが公開されていた。 しかし、独自のルート証明書を使用していると中間者攻撃が懸念される。AppleではSSL/TLSのセキュリティーを低下させる可能性があるとしてルート証明書をインストールするアプリを削除する一方で、