これまで、愛知県刈谷市など多くの自治体が、小中学生における夜間のスマートフォン利用時間制限について定めてきたが、11月末には東京でも「SNS東京ルール」が策定された。都教育委員会が、都内全公立学校の児童・生徒が、いじめなどのトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするとともに、学習への悪影響を防ぐため、SNSを利用する際のルールを定めたものだ。 このようなルールが生まれた背景とともに、効果についても考えていこう。どのように利用すれば子どもたちに良い効果をもたらせるのだろうか。 利用時間制限、トラブル回避のポイントを盛り込む まず、SNS東京ルール5カ条についてご紹介しよう。 1日の利用時間と終了時間を決めて使おう。 自宅でスマホを使わない日をつくろう。 必ずフィルタリングを付けて利用しよう。 自分や他者の個人情報を載せないようにしよう。 送信前には、相手の気持ちを考えて読み返そう。 この5カ条