リニア中央新幹線の建設工事で大手ゼネコン4社が談合したとされる事件で、東京地検特捜部は2日、大成建設元常務の大川孝容疑者(67)と鹿島の営業担当部長大沢一郎容疑者(60)を独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕し、発表した。3兆円の公的資金を含む総事業費9兆円のリニア建設は、大手ゼネコン幹部らが刑事責任を問われる事態に発展した。 関係者によると、2人は逮捕容疑を否認しているという。発表などでは、2人は2014~15年ごろ、大林組元副社長や清水建設元専務と共謀し、JR東海が発注するリニア中央新幹線の品川、名古屋両駅の新設工事について、談合で事前に受注予定業者を決め、各社がJR側に示す工事の見積額を調整することで合意。自由な競争を制限した疑いがある。 特捜部は4社のリニア担当者の中で、任意の調べに対し容疑を否認していた2人を逮捕。法人としても談合を認め、独禁法の課徴金減免制度で公正取引委
JR東海が発注する中央新幹線をめぐる談合(リニア談合)事件については、当ブログの【リニア談合、独禁法での起訴には重大な問題 ~全論点徹底解説~】でも、「不当な取引制限」の犯罪構成要件に照らしても、リニア工事をめぐる「競争」の実態からしても、独禁法違反の犯罪ととらえることは困難であることを詳述したし、日経BizGate【「リニア談合」の本質と独禁法コンプライアンス~本当に「日本社会が腐る」のか~】では、独禁法の法目的である「公正かつ自由な競争」を前提とするコンプライアンスの観点からも、このリニア工事をめぐる問題は独禁法違反ととらえるべき事件ではないことを指摘した。 しかし、東京地検特捜部の動きに関しては、年明けから、他地検からの応援検事が動員されて捜査体制が増強され、独禁法違反での立件に向けての捜査は本格化していると報じられている(読売新聞【捜査態勢増強、準大手・中堅聴取へ…リニア談合】など
リニア中央新幹線の建設工事を巡るゼネコン大手4社の談合事件で、中心的な役割を果たしたとされる大成建設元常務が、JR東海のリニア担当元幹部(故人)から設計や価格などの工事情報を得て、他の3社の幹部に伝えていたことが関係者の話でわかった。東京地検特捜部などは元常務がJR東海とのパイプ役だったとみており、大成建設、大林組が主導した疑いがある4社談合の解明を目指している。 関係者によると、大林組、大成建設、鹿島、清水建設の大手4社は、2011年にリニアの正式ルートが発表される前から、工事を巡る受注分担の協議を開始。JR東海の具体的な発注案が固まった時期とみられる14年ごろ、受注調整の内容に合意した。遅くともこの時点では大成建設元常務と大林組副社長が中心的な役割だったとみられる。 大成建設元常務は、1990年代からリニア計画担当を務めていたJR東海幹部(当時)と親密な関係を築き、この幹部から設計や価
リニア中央新幹線建設工事をめぐる大手ゼネコン4社の談合疑惑。なぜ大成建設は南アルプストンネルを複数受注したのか?なぜ名古屋駅中央西工区は本命の大成でなく、大林組JVが逆転受注したのか?ゼネコン関係者が談合の内幕を証言しました【赤旗… https://t.co/m7f3t9DjlK
リニア談合、4社受注の全15件で「受注調整」 リニア中央新幹線の建設工事を巡る不正受注事件で、「大林組」(東京)の担当副社長らが東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、大手ゼネコン4社が受注した計15件の工事すべてについて事前の受注調整を認めていることが関係者の話でわかった。(読売新聞) [続きを読む]
いま安倍政権が一番恐れている事は、リニア新幹線談合疑惑とスパコン詐欺疑惑の真相が国民の前に白日にさらされる事だろう。 だからこそ、どちらもその報道が自粛されている。 リニア新幹線談合疑惑については機会を改めて書いてみたい。 ここではスパコン疑惑についてその深刻性について書くことにする。 この問題を最初に詳しく取り上げたのは、先週の週刊新潮(12月14日号)だった。 その後、日刊ゲンダイやいくつかの週刊誌が書き、直近ではきのう発売の週刊実話(12月28日号)が取り上げた。 ネット上の書き込みは言わずもがなである。 ところが、大手新聞やテレビの政治娯楽番組で取り上げられることはない。 まさしく安倍首相にとって、もっとも都合の悪い疑惑なのだ。 どこが都合が悪いのか。 もちろん、詐欺容疑で逮捕された斎藤元章というスパコンベンチャー会社の社長が、経産省管轄の国立研究開発法人から助成金を不正に受け取っ
◇「JR東海から複数回」 リニア中央新幹線の建設工事を巡る不正受注事件で、偽計業務妨害容疑で捜索を受けた大手ゼネコン・大林組(東京都港区)の幹部が、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、JR東海(名古屋市)側から複数回にわたって情報漏えいを受けたと認めていることが関係者への取材で分かった。特捜部は、リニア工事を巡って受注を目指した他のゼネコン社員らからの事情聴取も進め、実態の解明を進めている。 特捜部は既に、大林組の土木担当代表取締役副社長や土木部門の部長らからの聴取を進めている。関係者によると、大林組側は特捜部の聴取に、受注工事のうち「名城非常口」(名古屋市中区)の価格に関する情報について、JR東海の社員から複数回にわたって情報漏えいを受けたと認めているという。 JR側が想定する価格に関する情報とみられる。また、土木部門の部長がJR側とやり取りし、上司の副社長に報告して了承を得ていたとみ
不正入札摘発、リニア新幹線は加計と同じ“アベ友”利権だ! JR東海・葛西敬之会長のために30兆円を出した安倍首相 安倍政権と近いスパコン企業の助成金詐欺事件につづき、またも“アベ友”絡みの不正があきらかになった。JR東海が進めているリニア中央新幹線の関連工事をめぐって不正入札があったとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑でスーパーゼネコンの大林組本社を家宅捜査、同社の土木部門トップである副社長や、同じくリニア中央新幹線の関連工事を受注している大手ゼネコンの鹿島建設の担当者らも任意で事情聴取をおこなったという。 しかも、この不正入札は、JR東海側は被害者などではなく、JR東海の社員が工事費を事前に大林組の漏らしていた疑いが浮上している。しかも、契約価格を事前に大林組とJR東海は協議しており、最終的に関連会社であるジェイアール東海建設のJVで受注しているのだ。これは、不正がJR東海の組織ぐる
リニア中央新幹線の建設工事を巡る不正入札事件で、発注元のJR東海の担当社員が、名古屋市内の非常口建設工事の入札にあたり、大手ゼネコン「大林組」(東京)に工事費に関する情報を漏らした疑いのあることが関係者の話でわかった。 東京地検特捜部は、既にこの担当社員を任意で事情聴取しており、同社が担当社員の情報を基に、工事を不正受注した疑いがあるとみて調べている。 不正の疑いが持たれているのは、「名城非常口」の建設工事。名古屋市内の公園跡地に深さ90メートル、直径約40メートルの縦穴を開け、リニアが走る地下トンネルから地上への非常口を設置する。 入札は、広く参加企業を募る「公募競争見積方式」で行われ、企業から施工方法などの技術提案を受けたJR東海が、見積価格などと合わせて総合評価。その上で評価の高い順に企業と契約価格を協議し、最終的に大林組と戸田建設(同)、ジェイアール東海建設(名古屋市)の共同企業体
JR東海が進めるリニア中央新幹線の建設をめぐり、名古屋市の非常口新設工事の入札で不正があった疑いがあるとして、東京地検特捜部は8日夜、偽計業務妨害の疑いで、ゼネコン大手の大林組本社(東京)などを家宅捜索した。リニア中央新幹線は総事業費9兆円の巨大プロジェクトで、特捜部は関係者から任意で事情を聴くなどして全容解明を進める。 特捜部は8日午後から9日未明まで大林組本社などを捜索し、関連資料を押収した。 リニアは、JR東海が2027年に品川―名古屋間の開業、最速で37年の新大阪延伸を目指している。総事業費9兆円。JR東海への低利融資として、国債発行で集めた財政投融資も使う。 問題の工事は、16年4月に大林組と戸田建設(東京)、ジェイアール東海建設(名古屋市)の共同事業体(JV)が受注した「名城非常口新設工事」。名古屋城南側の官庁街にあった公園敷地を掘削し、非常時に地上に避難するための階段や換気・
なんと、リニア新幹線工事に絡んで不正入札が発覚したってね。でもって、この工事を請け負ってたのが大林組で、巷の噂では11月に大林組の親族の結婚式にペテン総理が出席してたんだってね。そもそも、リニア新幹線を仕掛けてたJR東海の葛西会長はペテン総理の応援団長みたいなもので、リニア新幹線にもおそらくペテン総理は深く関わっているはずだ。そこにもってきて請け負い業者の親族の結婚式に出席とくれば、あらぬ妄想もしたくなろうというものだ。 ・リニア関連工事の入札 不正疑いで強制捜査 東京新聞のモンチッチがこんなツートしてているのもむべなるかなってことだ。 政府の経済財政諮問会議の委員だったペジーの斉藤社長の逮捕といい、この安倍首相との蜜月で有名な葛西敬之会長が推し進めるリニアの不正入札事件といい、特捜部が安倍なるものにメスを入れたいという気概があるように感じる。頑張れ、東京地検特捜部!https://t.c
大林組の親族結婚式にアベシンゾーが出席しているんだが、今年の11月19日です。大林はJRの仕事ではチャンピオンで、大成建設のオリンピックと仕事を分け合っているようだ。「偽計業務妨害」というのは、談合ではない。ヤクザ使って脅して入札降ろさせたとか、そういう場合。ちなみにおいら、「竹下連れてくるぞ」と脅された事があるw まぁ、そういう話ですw 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の品川駅の関連工事をめぐり、入札で不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで大手ゼネコン大林組の本社(東京都港区)などを家宅捜索したことが9日、関係者への取材で分かった。 特捜部は今後、同社幹部から任意で事情を聴くなどし、実態解明を進めるとみられる。 リニア中央新幹線は、東京―大阪間を約1時間で結ぶ総工費約9兆円のこの記事は日経電子版会員限定です。 天の声とか、あるわけです。大林組親族の結
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